野球に限らず、一流のスポーツ選手にはルーティンを行っている人が多いです。
有名どころで言うとイチロー選手のあのポーズですね。
スポーツは流れの中で展開が進んでいきますので、自分の出番で集中できていなくても待ってくれません。(野球はまだ待ってくれる方ですw)
そういう時にルーティンを行うことで集中力の高い状態にスッと入れます。
ルーティンとは?
簡単に言うと習慣のようなものです。
例えば
バッターボックスに右足から入る。
構える前にヘルメットを触る。
深呼吸をする。
とくにこれをやらないといけないというのは決まってませんが、何か自分が選んだ動作を必ずやることで、それがルーティンになります。
例えば体調が悪い、集中力が足りないような状態で無理に集中しようとしても簡単に集中力を高めることはできませんが、こういったルーティンをすることでバッターボックス内で徐々に集中力を高めていくことができます。
有名選手のルーティン
イチロー選手はバッターボックスでバットをピッチャーに立てて、呼吸をします。
この時目を遠いバックスクリーンから近くのバットに焦点をずらすことで、ピッチャーの速球に対応する動体視力の調整を行っていると言われています。
しかしそれまででたくさんのルーティンをこなしていることを知っていますか?
ベンチからネクストバッターズサークルに向かう時から、決まった素振りやストレッチをこなしています。
もっと言うと朝ご飯はカレーと決めていたりもします。(必ずカレーを食べていたのは数年前までらしいですが)
前田健太投手は朝起きてから球場でアップし、マウンドに上がるまで50個以上のルーティンをこなしていたそうです。
マエケン体操なんかもその一種かと思います。
こういったルーティンはその一つ一つには大きな意味はないのかもしれませんが、集中力を徐々に高めていくにはこういった決まった動作の癖付けが大きく影響します。
ゾーン状態に入ることも?
極限まで集中力を高めることができればゾーンという集中状態に入ることができます。
いわゆるボールが止まって見えるとか、なんでも打てる気がするような状態というのはゾーン状態に入っている時です。
簡単にゾーンの状態になることはできませんが、決まったルーティンをこなしていくうちに集中力を高めれるようになれば、ゾーン状態になることも可能です。
ルーティンを決めてみましょう!
自分のルーティンについてどういう意識がありますか?
そもそもそんなものはありませんか?
でしたら一度ルーティンを決めてみることをおすすめします。
何も家から、朝ご飯から決めることはありませんが、ネクストからバッターボックスに入るまで、構えるまでのルーティンくらいなら簡単にできます。
内容は上に書いた通りなんでもいいんです。
例えばプロの選手の真似をしてみてもいいです。
おすすめはストレッチとフォームチェック系の動作です。
ちなみに僕は肩、腰のストレッチをした後に肩を後ろ方向に一周回します。
僕は後ろ体重なのでこれで軸を決めることができ、それをスイッチとしてそこからグッと集中することができています。
こういったルーティンは一回や二回したところで集中力には直結しませんが、体に染みついてくるとかなり効果が出てくると僕は思っています。
まとめ
スポーツにおいて集中力やメンタルは非常に重要です。
一時的に集中力を高めるにはルーティンをするのがおすすめです。
ルーティンをこなしていくうちに徐々に集中力が高まってきます。
内容はなんでもいいので癖付けすることができれば常に高いレベルでのパフォーマンスを発揮することができるかもしれません。
コメント