バットを選ぶ時何を気にしますか?
バットの選び方を間違えると思うように能力を発揮できないかもしれません。
重さ、長さ、素材等自分のプレイスタイルに合ったバットを使用すればパフォーマンスを最大限に発揮することができます。
正しいバットの選び方
バットが自分に合ってない気がする…
新しいバットを買うにしてもどうやって選べばいいかわからない。
野球においてバットはかなり大事な道具ですよね。
バットがないと野球できませんからね。
しかしバットは各メーカーかなりの種類のものがあります。
それぞれ特徴や振りやすさ、性能等が違いますのでバット選びは慎重に行った方がいいでしょう。
バット選びを間違えるとヒットになっていた当たりが凡打になってしまうかもしれません。
そういう意味は自分の能力、パフォーマンスを発揮するための重要な要素の一つであると言えます。
チームにあるバットなんでもいいから使おう!というのはもったいないです。
正しいバットの選び方を知って自分に合ったバットを使いましょう!
バットを選ぶ時に気を付ける事
ではバットを選ぶ上でどういった点を考慮していけば良いでしょうか?
バットを知る上でいくつかのスペックを気にするようにしてください。
その中でも硬式でも軟式でも重要になるのが長さと重さです。
長さ
まずポイントになるのが長さ。
一般的な市販のバットは83㎝~86㎝辺りです。
短い方が扱いやすく、長い方が遠心力が付きますので飛距離が出ます。
長距離打者が長いバットを使えばいいと思いますが、自分は得意なコース、苦手なコースに当てはめてもいいかと思います。
インコースが苦手…短いバット
アウトコースが苦手…長いバット
こういう選び方もアリかと思います。
たった数センチの差ですが、振りやすさに大きく影響します。
重さ
バットの重さはかなり気にした方がいいでしょう。
軟式用の重さは一般的に600~800ℊ辺りがメジャーかと思います。
硬式用は900〜1000g辺りです。
軽いと扱いやすいですが、打ち負けます。
飛距離は出にくいです。
重いと振り遅れやバットコントロールが難しくなりますが、飛距離が出やすくなります。
自分の体重やプレイスタイルを考えて選びましょう。
トップバランスとミドルバランス
次に重要なのはバランスです。
バランスというのはバットのどの位置に重心があるか?という事を示しています。
この重心の位置が変わると振り抜きやすさや飛距離に大きく影響します。
ほとんどのバットはトップバランスとミドルバランスで、たまにカウンターバランスのバットも見かけます。
トップバランス
トップバランスとはバットの先端に重心があるタイプです。
遠心力がつきやすい形状で、先端が太くグリップは細くできています。
グリップエンドも小さく薄いものが多いです。
主に長距離打者が好んで使用します。
先端に重心があるためミートすれば一番飛距離が出ますが扱いにくいと思う人もいます。
ミドルバランス
ミドルバランスはグリップが太く重心が真ん中付近にあるので、ヘッドが効きやすくコントロールはしやすいタイプです。
グリップエンドは厚く大きめのものが多いです。
真ん中付近で急激に太くなり、先端までそのままの太さなので多少つまっても良い打球が飛びます。
カウンターバランス
カウンターバランスはグリップエンドが極端に大きく重心がグリップの方に寄っているため、操作性は非常に良いですが、遠心力が付きにくく飛距離は出ません。
この特徴的なグリップエンドはタイカップ型と言われ、昔メジャーで活躍したタイカップ選手が使っていた形だそうです。
【グリップエンド】フレアグリップのバットを使うメリットと巻き方
素材の違いを考える
硬式野球では金属と木製しかありませんが、軟式野球では素材はかなり重要で、金属・カーボン・コンポジット・木製と多種多様です。
素材によって値段もかなり変わります。
金属
昔ながらの金属製のバットです。
アルミ合金や超超ジュラルミン等です。
航空機や宇宙船にも使用されるような軽くて耐久性の強い素材ですが、反発力はイマイチです。
カーボン
カーボン製のバットは軽くてしならせて反発させます。
雨に弱いとかいう説もあります。
金属製よりかは値段が高いです。
コンポジット
コンポジットバットは今の軟式野球界の常識として主に使用されています。
異なる素材を組み合わせたり、特殊な構造で反発力を生みます。
ビヨンドマックスを代表するウレタン系のバットは飛距離が出やすく、ハイパーマッハのような初速が速くて間を抜くようなバットもあります。
目的やプレースタイルによって選択肢はかなり多いです。
値段が段違いに高いです。
木製
木製のバットは軟式野球でも使用している人は少なくありません。
木製でも素材は何種類かあります。
青ダモ、ホワイトアッシュ、メープル、バンブー等ですね。
硬さが違いますので、弾くのかしならせるのか好みが分かれます。
軟式では滅多にありませんが、バットが折れることもあります。
値段は比較的安めですし、持っているだけで玄人感が出ます。
硬式と軟式のバットの選び方の違いは?
硬式野球と軟式野球のバットの選び方の1番の違いは素材を気にするかどうか?というところにあるかと思います。
どちらにせよ長さ、重さ、バランスは熟考する必要があります。
しかし硬式野球では高校野球までは金属、大学野球以降は木製と決まっています。
個人的な感想では金属バット同士で比較しても素材の違いで飛距離が大きく変わるイメージはありませんでした。
木製バットも青ダモ、メープル、ホワイトアッシュ等で感触はある程度違いますが、そこまで劇的な変化があるとは思えません。(軟式のバットに比べると)
軟式野球用のバットは素材が違うと性能はめちゃくちゃ変わりますので、ここに重きを置くのがいいかと思います。
少年野球(小学生・中学生)でバットを選ぶ時の注意点
小学生、中学生がバットを選ぶ時に注意すべき点はしっかり体格に合ったものを選ぶことです。
体の成長が早い時期なので、先を見越して大きめのものを選んでしまうと失敗します。
自分に合わない、重くて長いバットを振ると間違ったスイングが身に付いてしまいます。
これを修正するのは大変です。
しっかり自分の体格にあったそのステージのバットを選択していきましょう。
それと、コンポジットバットは連盟によっては使用不可になっている可能性がありますので、しっかり確認してから選ぶ方がいいかと思います。
草野球(大人)でバットを選ぶ時の注意点
草野球では大人として体ができており、今後大きな変化はないので小中学生のように先のことを考える必要はありません。
しかし、軟式野球のバットはあまりにも種類が多いので迷うかと思います。
自分がなりたい選手像をしっかり考えて目的を明確にしてからバットを選ぶようにしましょう。
おそらくコンポジットバットを選ぶ人がほとんどだと思います。
お値段がしますので、自分のプレイスタイルをよく考えて選んでくださいね。
まとめ
バット選びは自分がどういう選手なのか、どういう選手になりたいのかということをしっかり考えてから慎重に選びましょう!
長さ、重さ、バランス、素材を考えましょう。
試打してみるのもいいですね!
何度も言いますが非常に高い買い物になりますので慎重に♪
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