マルーチのコンポジットバットが遂に日本で発売されました。
マルーチと言えばMLBの木製バットシェアNo.1を誇る有名バットメーカーです。
そんなマルーチのM球対応の軟式野球用のコンポジットバットとはどんなバットなんでしょうか?
marucci マルーチとは?
メジャーリーグに詳しい人は必ず見たことがあるでしょうね、このMマーク。
日本のMマークと言えばミズノさんでしょうが、アメリカのMマークはこのマルーチです。(マルッチと発音する場合もあります。)
それだけ多くのメジャーリーガーがこのマルーチの木製バットを使用しています。
日本のプロ野球や大学、社会人の木製バットを使用するリーグでもマルーチのバットはよく見かけます。
マルーチさんの軟式野球用の道具はこれまでほとんど見かけることはありませんでしたので、今回このコンポジットバットが発売されたというのはかなり衝撃です。
日本の軟式野球に参入してきてくれたアメリカの野球用品メーカー、ルイスビルスラッガーさんやウィルソンさん、ローリングスさんのようにマルーチさんも参入してくるとなるとかなり熱いんですけどね♪
Pro Composite プロコンポジット
さてそんなマルーチさんのM球対応軟式野球用のコンポジットバットはプロコンポジットという名前のバットです。
見た感じの印象は木製のようなイメージですね。
そもそも半分木目です!
グリップの方はブラックのツートンカラーです。
MLBでもよく見かける流行りのカラーリングですね!
かなり通好みのデザインです。
ヘッド付近には焼き目のような加工もしてあり、遠目から見たら完全に木製バットです。
なかなか木目調のバットってなかったですよね。
ルイスビルスラッガーさんのカタリストプロprime c271通称ブラックモンスターは木製バットの形状を再現されていましたが、カラーはブラックでしたね。
スペックは
83cm 690g
84cm 720g
の二種類で、どちらもトップバランスです。
ヘッドにかけて結構太めのボディラインなんで、ミドルバランスかと思いましたが、そういうわけでもないんですね。
ジュニア、少年軟式用のものもあります。
4層バレル設計がたわみ、飛距離を生み出す
このプロコンポジットはビヨンドマックスのようなウレタン系の素材でボールの変形を防ぎ、空気抵抗を減らすことで飛距離を生み出すタイプではなく、バットをカーボン等の素材を何層も重ねることでたわませ、トランポリンのように反発させるタイプのコンポジットバットです。
ZETTさんのブラックキャノンやSSKさんのライズアーチのようなコンポジットバットに近いかもしれませんね。
最先端グリップが振り抜きやすさを実現
このプロコンポジットの秘密はグリップにもあります。
グリップには特殊に設計されたゴムがついており、振動を吸収してくれる防振ノブ(AV2)という機能がついているのと、特殊なグリップテープにはコーティングがされており、握るとスリップせず、がっちりグリップしてくれます。
この2つの機能が打者の手元の細かいバットコントロールを可能にし、扱いやすい振り抜きやすいバットになっているんです。
見た目は木製ですが、かなりの高機能ハイテクバットですね。
打感が抜群にいい
実際に実打をした人の評価、評判はものすごくいいですね。
ぼくも試し打ちをしましたが、特に打感が抜群に良く、柔らかくボールに吸い付きカーボンの乾いた打球音が心地よい1本です。
打感に関しては過去最高のぼく好みの感触でしたね。
飛距離や打球速度はやはりブラックキャノンのような感覚に似ている印象がありました。
まとめ
アメリカMLBで木製バットのシェアナンバーワンの野球用品メーカーmarucciのM球対応軟式野球用のコンポジットバットが誕生しました!
その名もプロコンポジット。
1番目を引くのはその木目調のデザインです。パッと見木製バットに見えます。
このプロコンポジットは特殊4層構造でたわみを生み出すことで飛距離を出すタイプのコンポジットバットです。
さらにグリップの防振ノブや特殊なグリップテープが操作性、振り抜きやすさを実現しており、最高の打感を感じることができる一品です。
メジャー好きには必須アイテムですね。
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