MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手と言えば投打に渡る二刀流でヒーロー的な存在ですが、その二刀流を支えるスパイクをご存知でしょうか?
投手も野手も異なる動作を支える二刀流のスパイク。
アシックスさんのアイスタンドSMという大谷選手モデルのスパイクを紹介したいと思います。
スピードとパワー、二刀流を支えるスパイク
大谷選手が履くスパイクは他の選手のスパイクと違います。
普通のプロ野球選手は投手用スパイク、野手用スパイクと言うふうに分かれています。
というのも投手をする際にかかる負担や動きと野手として出場する際にかかるそれは全くの別ものになります。
歯の位置や角度、重さ、こう言ったものがそれぞれ微妙に違います。
しかし大谷翔平選手は二刀流。
ピッチャーもやるし、バッターとして出場する機会もあります。
これら全ての動作を1つのスパイクが支えている、言わば万能スパイクがこの大谷選手モデルのスパイク、アシックスさんのアイスタンドSMと言うわけです。
草野球界でもこの大谷選手モデルのスパイクは流行っており、よくグラウンドでも見かけます。
ではこのスパイクは他のスパイクと何が違うのでしょうか?
驚くほど軽い
まずスパイクに求めるのは軽さですね。
手に取ればわかる衝撃の軽さがスピードを生み出します。
本当にスパイク?と疑う程ですね。
しかし軽ければいいというものでもありません。
軽さに特価していくと耐久性を犠牲にしてしまいがちです。
特にピッチャーは投球の際に擦れるつま先が消耗しがちです。
大谷選手モデルのスパイクはつま先の補強がされており、P革を付けるより軽く耐久性を出しています。
アッパーもテニスシューズに使用する軽くて頑丈なポリウレタン樹脂を使用することで軽さと耐久性を両立させています。
軽さと耐久性の両立です。
埋め込み式の金属歯
軽いだけではダメです。
スパイクに大事なのはグリップ力で、これがないとパワーは生み出せません。
MLBの硬いマウンドをしっかり噛み付いてくれる金属製の歯を採用しております。
注目すべきはかかと部分です。
多くのスパイクはかかとの歯って3枚しかついてないんですが、大谷選手モデルのスパイクはかかとに4枚歯がついてます。
しっかりかかとから入り安定させるためには4枚ついている方が効果的です。
特に大谷選手は足を上げた時の立ち感を重視しており、この段階でしっかり安定するためにはかかとの4枚歯が一役買うわけです。
歯が多くなりすぎると重くなりますが、アッパーソールが軽い分しっかり歯を付けることができるということです。
グッドデザイン賞の流線的なデザイン
何より目を引くのがこのデザイン。
グッドデザイン賞を受賞した程優れたデザインがめちゃくちゃかっこいい。
赤を基調とした配色で、和のテイストを意識した流線的なデザインが高級感を感じさせてくれます。
ベロの部分も白と黒がポイントになり、オシャレですね。
(別カラーもあります!)
表面には遮熱機能のある素材で加工されており、灼熱のマウンドの上に立っても蒸れにくくできております。
さらにクッション性の高いミッドソールが全面に敷かれていますので、足への負担もかなり軽減されます。
うーん、ここまで洗練されたデザインのスパイクが市販で売られているというのはなかなかないですよね。
流行っているわけです。
アシックスさんのスパイクと言えばジャパンスピードも良く見かけますが、更に上を行く素晴らしいスパイクですね。
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まとめ
MLBで投打に渡る大谷選手の二刀流を支えるのはアシックスさんのスパイクです。
草野球界でも話題の大谷選手モデルのスパイク、アイスタンドSMは投手と野手、異なる動きを1つのスパイクがカバーしている万能スパイクです。
スピードとパワーを両立するために、軽い素材を使い頑丈な金属歯を採用しています。
デザインも非常にオシャレで、グラウンドで履けば目立つことができる最高のスパイクです。
一度手に取ってみればこの素晴らしさはすぐにわかるかと思いますよ!
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