バッティングは水物とは言いますが、好不調の波はどんな選手でもあるものです。
皆さんは不調時はどういう調整をしますか?
ただなんとなく不調時をすごしてしまうと非常にもったいないです。
そこでぼくがおすすめするのは硬球を打つことです。
なぜ硬球を打つことで復調できるか?について紹介します。
不調になる原因を分析する
まずは自分がどういった理由で成績が残せていないかを分析しましょう。
打球の方向、バットの捉える位置、タイミングの取り方、色んな要素がありますが、直近の三試合ほどをさかのぼればだいたい自分の不調の原因が見えてくるはずです。
ぼくが不調になる時はバッティングフォームのスイングの軌道が少しおかしくなっていることが多いです。
その分タイミングを調整することで誤魔化してきましたが、すぐに不調におちいります。
スイングの軌道と言うのは少しの意識で変わるものなのでそれを改善すれば一気に好調になれる可能性があります。
なぜ硬球を打つのか
硬球のバッティングマシーンがあるバッティングセンター近くにありますか?
意外とありますので探してみて下さい。
球速は遅めでいいです。100~110㎞/hで十分です。
この球をセンター返し~逆方向の流し打ちしてください。
硬球は軟球に比べて非常にシビアです。
軟球では詰まっても先っぽでもヒットにできますが、硬球はそうは行きません。
芯以外で捉えると、手に大きな衝撃となって返ってきます。
そして球質もわかりやすいです。
スピンのかかり方が如実に打球に表れます。
しっかりバックスピンがかかっていればノビのある打球。
トップスピンがかかっていれば打球は失速します。
だからこそ誤魔化しが効かず、自分の状態がはっきりとわかります。
できれば木製バットを使用するとなお良い
金属バットに比べて、木製バットは芯が狭く細いため、よりシビアになります。
芯から外れるとバットに走る衝撃は金属よりかなり大きくなります。
そうなるとバットとボールをしっかり合わせるスイングをしないと下手すればバットが折れます。
ボールに当たり、バットが波打ったりしなったりする感覚が手に伝わってきます。
ただ、竹バットはおすすめできません。
竹は木製より芯を外した時の痛さが断然痛いです。
竹を使用し、その痛さに恐れてしまいフォームがバラバラになってしまう可能性があります。
インサイドアウトができないと硬球は打てない
硬球の打ち方、コツと言えばダウンスイングでバックスピンを掛けるというのが基本ですが、
それ以外に非常に大切な要素があります。
それはバットの軌道です。
インサイドアウトができているかどうかというのはバットが遠回りをしているかどうかと言うことです。
バットが外側から回ってボールの外側を捉えると、詰まります。
ボットが内側から回ってボールの内側を捉えると、上手くミートする事ができます。
これがインサイドアウトです。
バットが体の近いところを通ることでしっかり芯でとらえる確率が圧倒的に高くなります。
この打ち方で打ってみて下さい。
硬球、木製バットの条件でも簡単に芯で捉える事ができます。
https://makoto-bb.com/post-1750/
まとめ
バッティングが不調の時どうやって好調に戻しますか?
不調になるには色んな理由がありますが、特に多いのがバットの軌道です。
外回りになり、インサイドアウトができていないとバッティングはなかなか上手く行きません。
その辺りを上手く調整できるのが硬球を木製バットで打つ練習です。
硬球は軟球に比べて打球のスピンや球質が非常に良くわかります。
木製バットだとさらにそれがわかりやすいです。
スイング矯正をした後軟式を打ってみて下さい。
驚くほど簡単にポンポン打てます。
よかったら試してみて下さい♪
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