ビッグフラーイオオタニサーン!
大谷選手がホームランを打った時にMLBの実況がこの言葉を発します。
海を越えてMLBでも注目選手の一人となった大谷翔平選手ですが、その大谷選手のバットを忠実に再現した軟式用のバットビッグフライングの紹介です。
BIG FLYINGとは?
大谷翔平選手とアドバイザリー契約を結ぶアシックスさんが出した新しいバットです。
大谷選手のバットを忠実に再現しています。
大谷選手のバットはグリップが細く先端が太い、いわゆるパワーヒッタータイプのバットを使用しております。
材質はアオダモを使用しており、アオダモの特性であるしなりを上手に利用してバックスピンをかけることで逆方向へのホームランを量産してこられました。
芸術的ですよね、あのセンター左に入る弾道の高いホームラン。
そんな大谷選手のバットの形状を忠実に再現したBIG FLYINGですがどういった特徴があるのでしょうか?
細部まで再現された徹底さ
凄いなと思うのが、細部にまでこだわって再現されていることです。
まず形状ですが、グリップは細くヘッドに向けて徐々に太くなるそのアーチがまさに木製バットのそれなんです。
打芯部の径は64㎜と普段使っている軟式用のバットに比べるとやや細めです。
根元も細いので振り抜きはいいです。
空気抵抗が減りますから重さの割には振り抜きは良いと感じるかと思います。
グリップは細く、ややフレアグリップな感じも再現されてます。
まあここまではなくもないですよ。
ルイスビルスラッガーさんのブラックモンスターことプロモデル(PRIME C271)のような細く振り抜きやすいバットもありますので。
ここからすごいなと思った部分です。
ます先端のくりぬきですね。
ヘッドキャップが付いているようではないので、これを再現するのはすごいなと感じました。
振った時のヘッドの抜ける感じも再現されているのでさしょう。
さらに全体のマッドな艶消しブラックな質感と、マークの位置。
この辺りはもう観賞用の域です。
マークの位置が日本のバットより根元付近にあります。
これはMLBのバットの特徴ですね。
これだけでも相当かっこいいです。
観賞用に置いときたいレベルですw
大谷選手本人もこのバットを持っていつもの感じですと言ってますので、相当な再現率なんでしょう。
重さとしなりで飛ばすロングヒッター向けのバット
さてそんなビッグフライングですが、スペックは
・84㎝ 760g
・85㎝ 770g
の2モデル。
共にトップバランスです。
素材はグラスファイバー製です。
飛距離を出す秘密や技術等の記載はありませんでしたが、どういうものなんでしょうか。
カーボン製のバットは強硬度で反発させて飛距離を出すタイプと、しならせて飛距離を出すタイプがありますが、ビッグフライングは大谷選手のしなりを利用するアオダモバットを再現しているわけなんで後者のしならせるタイプだと思います。
グリップが細く、重量も760~770gと割と重めなのでずっしりとしてそうですが、ボディーがスリムなので振り抜きや操作性は良く、しっかり扱えるかと思います。
770gで細いバットなんてもうピッチャーからしたら凶器ですよね。
芯に乗せれば余裕で柵越えできるレベルです。
打感等も気になるところですが、カーボン系のバットなんでハズレはないでしょう。
ビヨンドの打感を嫌う人はカーボン系のコンポジットを使う人が多いですが、このビッグフライングは選択肢に入れても良いと思います。
まとめ
MLBで注目されるほどの打者となった大谷翔平選手のこだわりのバットを忠実に再現したアシックスさんのBIG FLYINGの紹介です。
大谷選手のバットは良くしなる素材であるアオダモを使用しており、グリップは細く、ヘッドは太いパワーヒッター向けの形状になっているのが特徴です。
ビッグフライングはその形状を忠実に再現し、グリップやヘッドの太さだけにとどまらず、艶消しブラックのカラーやヘッドのくりぬき、マークの位置まで完璧に再現されており、ファンにとってはたまらない一本となっております。
また、重さも760~770ℊと重めですが、ボディーが細いので振り抜きやすさは抜群でしょう。
素材はカーボン製なので大谷選手同様しなりを上手く使って飛距離を出すような構造になっているのかと思いますが、そこは実際に使用した際にまたレビューさせてもらいます!
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