大事な試合の前は素振りだけではものたりなくてバッティングセンターで調整する人が多いかと思います。
しかし、ただ打つだけじゃ調整方としての効果は薄いのかもしれません。
皆さんはどういった調整方をされていますか?
バッティングセンターで調整する意味
ただバットを振るだけの素振りだとなかなか効果が薄いような気はしてしまいます。
もちろんそんなことはなく意識をして素振りすれば効果はあります。
しかし、積み重ねてこそ意味のある練習ですので、大事な試合の前なんかに調整するにはもの足りません。
やはり動く球を打つ練習をして試合に臨めば少し安心できます。
動体視力って使わないと劣ってきますからね。
バッティングセンターで調整する最大の意味は動く球を打てるということなのかと思います。
素振りより実戦に近いボールを打つことで調整できるというのがバッティングセンターで調整する意味になってきます。
ちなみに試合前調整でないのなら、硬球を打ってみるのも面白いですよ。
インサイドアウトを意識して打たないと手が痛いです。
ただ気持ちよく打つだけでは意味がない?
110kmくらいのハーフスピードを気持ちよく4ゲーム打ちまくって調整終了。
よし、調子いいから明日は打てるぞ!
しかし結果はノーヒット…
昨日バッティングセンターではめっちゃ打ててたのになんで?
なんてことありませんか?
これはよく考えてみると、1番打ちやすい球を打っているだけなんで正直素振りとそれほど効果は変わりません。
真ん中のストレートはそこまで練習していなくても打てます。
確かに甘い球を逃さずに捉える練習と言う意味では意味があるのかもしれませんが、非常にもったいないです。
大切なのは動く球を打てるという恵まれた練習環境をどう最大限に活かせるかということです。
もう実践している人もいるかもしれませんが、ただ打ってるだけの調整をして結果が付いてこない人におすすめの調整方法です。
あらゆる場面を想定して打席に立つ
真ん中に来たハーフスピードの失投ストレートを打てる機会って試合中何回くらいありますか?
多分ほとんどないし、あったとしたらそもそも調整しなくても打てる確率は高いです。
ほとんどの場面はアウトコース低めを中心にスライダーやツーシームなんかを交えながら攻められる中で甘いコースをいかに打てるか?という勝負になってきます。
つまりこの練習をしなければ意味がないんです。
ホームベースからの立ち位置の距離を調整してコース別の打ち方を確認したり、球速を変えてタイミングの調整をする。
130km打って、80kmも打ちます。
全然スピードが違うので打ち方も変わってきます。
でも明日の試合のピッチャーの球速なんてわからないですよね。
130㎞の練習をして打てるようになってもいざ試合になるとコントロール重視の110㎞くらいのピッチャーかもしれません。
コースも同じです。
試合展開や相手の守備レベル、攻め方によっては逆方向に打たなければいけない機会が多いことだってあります。
そうやって色んなスピード、コース、打球方向等を打ち分けることで試合で活きる対応力を刺激するのがいいでしょう。
もちろん、インサイドアウトやフォロースルー、ステップ等自分の課題がある人はそういうことも確認したいのはわかりますが、できれば普段の素振りで体に刷り込ませておくのがいいです。試合前に何かを変えてもいい結果はあまり出ません。
試合前のバッティングセンターでの調整は動く球、各コース、球種、打球方向等への対応力を意識するのが1番結果に繋がりやすいかと思います。
久しぶりの運動だからなまった体を起こすみたいなのは真剣に素振りすれば解決できますので、せっかくバッティングセンターに行くなら高い意識を持って行く方がいいですよね!
まとめ
大事な試合前にバッティングセンターで調整することはよくあると思いますが、真ん中のハーフスピードを気持ちよく引っ張るだけの調整は果たして効果があるのでしょうか?
バッティングセンターで打つメリットは動く球を打てることで、各球速、球種やコース、さらには打球方向等の対応力を養うのが理想です。
フォームを固めたり、課題の確認等素振りでできることは素振りでやってから臨みましょう。
ちなみに動体視力は動くボールを打つ以外にも鍛える方法はあります。
こういった調整方も試してみてもいいかもしれませんね。
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