野球って左右非対称な動きをするスポーツです。
それはピッチングにしてもバッティングにしても同じで、対照的な動きってあまりないんですよね。
それに目を付けたのがZETTさんです。
野球専用の左右非対称のアンダーシャツという面白い商品があります。
野球は左右非対称なスポーツ
野球は左右非対称なスポーツです。
右投げ・左投げの違いはあれど、バッティングもピッチングも守備も全て左右非対称です。
特に投球動作は左右非対称の中でもかなり特殊で、肩から腕だけでなく、体感部分の捻じれや負荷が強いのでかなり偏った使い方をすることになります。
ダルビッシュ有選手は左右のバランスを整えるために左投で投げたりもするみたいです。
それほど非対称な動きをする野球において、野球に特化した、投球動作に特化したアンダーシャツが開発されました。
これは面白いアイデアですね。
ZETT発!投球動作に特化したパフォーマンスアンダーシャツ
ZETTさんとNPOメディカルエクササイズ&トレーニング(NPOMET)とのコラボで生まれたアンダーシャツです。
投球動作を分析し、自然な動きをサポートするようにできています。
ぱっと見普通のアンダーシャツのようですが、よく見ると各所に斜めに入ったテーピングのようなものがあります。
これが投球動作をサポートしてパフォーマンスが上がる秘密なんですね。
たしかに従来のアンダーシャツは着圧での筋肉疲労軽減やある程度の操作サポート、体温調節等の機能はありましたが、ここまでいい意味で攻めた特化型のアンダーシャツはありませんでした。
野球の中でも投げる動作だけにフォーカスを当てて開発されていますので、どういう効果があるのか非常に興味がありますね。
投球パフォーマンスが上がる秘密
さてこのアンダーシャツ、大きく分けて三つの部位でサポート機能が期待できます。
肘・上半身上部・上半身下部の三つの部位です。
画像で見てもわかりますが、投球で重要になってくるような部位ですね。
それぞれの説明を見ていきましょう。
タメを作りやすくする。
投球時に肩甲骨と上腕骨を一致させる。②大胸筋ストレスフリー。
投球側肩甲骨の動きを妨げない。③肘の安定性アップ。
特に肘内側側副靱帯をサポートし肘関節の外反を抑制。
④腹斜筋をサポートし(体幹を安定)回旋を誘導。
⑤胸椎の進展をサポートし姿勢を正す。
⑥投球側の肩甲骨はストレスフリーにして肩関節の自由を増す。
⑦体幹の安定をサポートさせ、腰の回転を誘導。
どんな人におすすめのアンダーシャツなの?
このアンダーシャツがおすすめの人。
もちろんピッチャーの人ですよね。
正しいフォームを身に着けたいという人は是非着てみてください。
多分普通のアンダーシャツに比べると体のどこをどう使えばいいかアンダーシャツが教えてくれるはずです。
こういった動きを矯正してくれるギアを継続的に使うことで体が自然と正しいフォームを覚えてくれます。
逆に野手の人はあまり着ない方がいいかもしれません。
バッティングの動きには必要のない(邪魔になる)サポートがされてしまう可能性もありますからね。
まとめ
左右非対称の動作が多い野球において、投げる動作に特化したZETTさんの野球専用のパフォーマンスアンダーシャツについての紹介です。
このアンダーシャツは各所にテーピングのような加工がされており、これが理想的な投球動作に近づけるようにサポートしてくれます。
実験ではこれにより少しではありますがパフォーマンスが上がっています。
こういった強制ギアを身に付けるだけでもフォームって変わっていくのかもしれませんね!
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