SSKさんのコンポジットバットと言えばハンターマックス等のバンピーコア構造のバットでしたが、今年発売されるライズアーチ193は全く新しい発想で飛距離を出すバットです。
まるでトランポリン?と思わせるようなその秘密について迫ってみたいと思います。
ライズアーチ193とは?
SSKさんが新しく発売するコンポジットバットライズアーチ193ですが、まずこの193がなんなのか気になりますよね。
193とは1960年にミッキー・マントルさんが記録したホームランの世界最長記録193メートルだそうです。
やばくないですか?
193メートルも飛ぶんですね、ボールって…
まぁその世界一のホームランにちなんだ数値が名前に入っているわけです。
飛距離にこだわってますよって証拠ですよね!
これまでSSKさんのコンポジットバットと言えばバンピーコアが売りのハンターマックスやメタルハンター、カーボハンター等のハンターシリーズでしたが、新しいコンセプトのバットに手を出すということはさらなる飛距離への挑戦と言うわけです。
凸凹内装構造がトランポリン効果を生む
このバットの秘密はなんと言っても内部にあるこの凸凹です。
この凸凹がインパクトの際たわみを生み、そのたわみがトランポリンのようにボールを押し出すことで飛距離が伸びます。
反発係数は8.3%も上がります。
なるほど、軟式ボールの特性を活かした飛距離の出し方ですね。
ビヨンドとは違ったアプローチですが、面白いですよ。
しかしカーボハンターのバンピーコアでは外側に凸凹を、そしてこのライズアーチでは内側に凸凹を入れてくるとは。
バンピーコアの評価、評判は良かったんですけどね。
発想の転換ですね。
デザインも近未来的と言いますか、カタリストやイーストンのような外国のメーカーのバットに似ていますね。
かっこいいです。
スペックは?
ライズアーチ193のスペックは
83㎝ 700g
84㎝ 720g
85㎝ 740g
の3タイプで全てトップバランスです。
ちょうどいい重さで扱いやすそうですね。
振り抜きやすく、打感もいい
ライズアーチの発売日を迎え、なかなか評判もいいようですね。
実際に扱ってみた感想ですが、結構細く振り抜きやすい感覚です。
ちょっと細めの66φなんですね。
700ℊちょいなんで重さ的にはそんなに重くはないんですが、トップバランスでヘッドに重みを感じますので良い感じにヘッドが走ります。
打感はカーボンバット特有の硬めの打感です。
表面は普通に硬いのでトランポリンのような感触はありませんでしたが、初速も早く打球はかなり飛ぶ印象です。
低い弾道で外野の間を抜くタイプにも合っていると思いますので、中距離~長距離打者におすすめです。
まとめ
SSKさんの2019年の新コンポジットバットのライズアーチ193につたてです。
193はホームラン最長記録の193メートルです。
これを越えて行くほどの飛距離というコンセプトで作られたこのライズアーチ193は飛距離にこだわった一本です。
特徴は内部の凸凹構造です。
この凸凹が打球部をたわませ、そのたわみが飛距離を生み出します。
これまでのハンターマックス等のバンピーコアは外側に凸凹がありましたが、今度は内側です。
発想の転換ですよね。
今年はこのライズアーチ193に期待です!
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