グローブをオーダーしようとしている人、あまり詳しくない人はオーダー表なんか見ると何が何だかわからくなりますよね。
そんな人のためにグローブの各名称と、おすすめのカスタマイズを紹介します!
グローブの名称
グローブと一言で言いましても、たくさんの革が組み合わさってできています。
いろんなパーツに名称が付いていますので、しっかり把握している方がオーダーする時なんかにスムーズにいくと思います。
では僕が今使っているグローブで解説していきます!
ちなみに前紹介した爽香守と濃革でメンテナンスしたのでかなり艶やかでキレイになりました。
良い感じに革が育っています。
とても一か月しか使用してないとは思えませんねw
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ウェブ
ウェブは親指と人差し指の間のパーツです。
ウェブとは網と言う意味で、昔はこの部分で捕るような構造だったみたいです。
今はどちらかと言うと当て捕りと言って土手部分で捕球するのが流行ですね。
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一枚革のものからショックアブソーバーと言う編み編みのものまで多種多様です。
各メーカーがオリジナルのウェブなんかを開発して個性を出しています。
特にこのポジションはこれじゃないといけないというのはないのでフィーリングでピンときたものを選べばいいと思います。
ピッチャーは握りが隠せるものが良いと思います!
ハミダシ
ハミダシは指の中にあるこの線です。
革と革を縫い合わせる時に間に革を挟むことで強度を出しています。
写真は切りハミと言ってこのように革の断面がむき出しの状態です。
パイピングハミダシは革のキレイな面をループ状にしてハミダシとして使っています。
見た目はすごくキレイですが耐久性に欠けます。
最近は既製品ではあまり見なくなりましたので主にオーダーで注文することになります。
しかし僕的にはこのパイピングハミダシはおすすめです。
やはりキレイなほうがいいですし、かっこいいですね!
土手
土手とはグローブの手のひらの下部です。
下のループ状に編んでいる部分は顎と言ったりもします。
顎紐を逆方向に巻くことを逆巻と言います。
グローブの開閉に影響があり、主に内野手のグローブに採用されます。
矢印の部分は芯とじと言います。
革と中にあるフェルトでできた芯をドッキングさせています。
このグローブは横とじダブルで下の紐を抜いています。
紐を抜くことで柔らかさ等を微調整することができます。
柔らかくなりすぎたら紐を通して補強すれば硬さを取り戻すことができます。
他にも縦とじや辻とじ等あります。
関節をどう活かすかでポケットの位置や型が大きく変わるのでとじ方はしっかり考えた方がいいですよ!
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裏革
裏革は手を入れる部分です。
汗で濡れることが多いので耐久性の強い革を使用することをおすすめします。
カラーは汚れの目立ちにくい黒か、本体と同色を選択するのが無難です。
親指掛け、小指掛け
親指掛け、小指掛けは親指と小指の位置を決めるものです。
親指のものは中で親指の先端に繋がっています。
この部分ですね。
安物はこの先の部分が無かったりします。
小指はここだけです。
オーダーするならこの色を指し色として変えるのが良いと思います!
ヘリ革
ヘリ革は革のヘリを保護しています。
これがないと革がすぐヘタります。
こちらもオーダーする際には差し色として色を変えるのがおすすめです。
人差し指辺りと手入れ部は指を出すしたりグローブの脱着の際に擦れるので傷みやすいです。
バック
バックスタイルはこの後ろの部分のデザインです。
このグローブはレギュラーですが、ライナーバックやオリジナルのバックスタイルは各メーカーで展開されています。
外野手や投手はライナーバックでもかっこいいですね。
オリジナルのバックスタイルはどこのポジションでも映えると思います!
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指カバー、指当て
多くの人が人差し指を出しますが、その指を保護するのが指カバーです。
ピッチャーの人はほとんど付けています。
握り替えをする時に指の動きで球種がばれないようにすることが目的らしいです。
指当ては人差し指を出している部分が擦れて劣化するのでその補強でつける当革という感じです。
背面紐
背面紐は指の補強のために指の真ん中あたりに通す紐です。
外野手が投手用は付けることが多いですが別になくてもいいです。
追加料金を取られますので余裕があれば付けた方がいいと思います♪
画像はイメージですw
ステッチ
意外と軽視されがちですが、このステッチの色でかなり印象が変わります。
オーソドックスに白か黒で決めるか、差し色として他の色を入れるかで全然違います。
全体のバランスを考えて色を選択してください!
まとめ
一通り紹介しましたが、結構マニアックですねw
好きな人にはたまらない話ですよ!
オーダーって色々組み合わせを考えるだけでめっちゃ楽しいです♪
次は各メーカーのオーダーシュミレーションを紹介しますので、色々試してみてください!
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