イエローモンスターって知ってますか?
ビヨンドマックスが出始めたころ、アメリカのルイスビルスラッガーというメーカーが開発したコンポジットバットです。
もともとはソフトボールで発売した『カタリスト』が、そのあまりの飛距離で話題になり、それが軟式用バットとして日本に登場したのがきっかけです。
ボディーカラーが黄色なので『イエローモンスター』という愛称でビヨンドに次ぐコンポジットバットとして人気を集めてきました。
カタリストとは?
カタリストプロモデルでも紹介しましたが、高反発力を売りにするコンポジットバットです。
2006年に軟式用のカタリストが発売されて、人気のバットとして君臨してきました。
一昔前までは『ビヨンド派』『カタリスト派』の二択でした。
やはりビヨンドの打感が苦手な人はカタリスト派にいってしまいがちでしたが、比較しても負けず劣らずの非常に高性能なバットです。
手元(グリップ付近)を硬度の高いカーボンで固めて、ミート部分を柔らかくすることで、あえてしなりを最小限に抑え、ミート部分のトランポリン効果を最大限に引き出すことができるという構造です。
日本上陸から10余年。様々な進化を繰り返し今もまだ人気のコンポジットバットの一角をになっているカタリストです。
今ではニュートロンという新しい形になって更に進化し続けているようです。
イエローモンスターとは?
その中でも初期のモデル、イエローモンスターは今もなお人気の一本です。
バットの軽量化が進む中、イエローモンスターは770ℊ。
なかなかの重量ですね。(僕が使っているバットなんて630ℊですw←非力)
もちろんトップバランスです。
しかも全体的に径が太く、振り回すにはかなりのパワーが必要になります。
何と言いますか、こん棒のようなイメージですかね。
ドラクエでこん棒と言いますと弱小武器ですが、球場でこん棒となると恐怖でしかありません。
相手の4番がこん棒を持って打席に入るとなると三塁手と外野はビビりますよw
そんな重量感たっぷりのイエローモンスター。根強いファンもたくさんいます。
どちらかと言えば体の大きなパワーヒッタータイプが愛用しているイメージです。
打感、飛距離は?
実打してきました。
ずんぐりむっくりな印象でしたが意外にグリップは細く握りやすいです。
しかしミート部にかけてグッと太くなる形状は力強さを感じます。
【男】って感じですね。
否、【漢】でしょうか?
ちょっと何を言っているのか意味が解りませんねw
さて振った感想としましてはやはり重量感がすごいです。
軽めのマスコットバットのような感覚。
770ℊよりもっと重く感じます。
実際打ってみると、かなり打感が良いです。
スコーンと飛んで行きます。余裕で外野も越えます。
しかし重たいので振り遅れたり、微妙なバットコントロールはしにくいと感じました。
打率は下がるけど長打は増えるだろうなという感想です。
やはりイエローモンスターという愛称はその名の通りと言う感じです。
力自慢の巨漢がこれを持てば文字通り鬼に金棒というところじゃないでしょうか♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
10年以上前に発売された初期のカタリスト。
その色、形状、重量からイエローモンスターとして内外野を恐怖のどん底に陥れた封印されし魔剣。
『どうしてもイエモンじゃなきゃヤダ!』
と探し続けている4番(巨漢)も多いと思います。
中古市場では出回っていますのでオークション等で探されても良いんじゃないでしょうか♪
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