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【フォロースルー】片手フォローと両手フォローどっちが飛距離を出せる?

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草野球人まこと兄やんです。 @makoto_bb721
色んな野球人のヒントになるようなことを発信できたらと思います。
子供からおじさんまで野球好きの人はよろしくお願いします!

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バッティングのフォロースルーみなさんはどうしてますか?

フォロースルーは大きく分けて二種類あります。

片手フォロー両手フォローです。

最近は片手フォローの選手が増えてきていますね。

この二つのフォロースルーどちらが飛距離が出てどちらがいいのでしょうか?

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フォロースルーの取り方

少年野球からフォロースルーは大きく取れと教わってきました。

 

草野球おじさん

フォロースルーは両手で前を大きく取れ!

 

フォロースルーはバッティングに限らず、投手の投球においても大きく取る方が良いと言われています。

 

しかしトップレベルの選手でも片手フォローの選手も多いですよね。

特にMLBのパワーヒッターなんかは片手フォローが多いかと思います。

かっこいですよね。

 

それでは片手フォローの方がいいのでしょうか?

両手フォローは間違ったフォロースルーなんでしょうか?

 

フォロースルーとはバッティングにおけるインパクト後~フィニッシュまでの動作です。

 

片手フォロースルーとは?

片手フォローはオリックスバファローズの吉田選手等が印象的なバッティングスタイルです。

打った後トップハンドは手を離し、ボトムハンドのみでバットを持ちます。

非常大きなフォロースルーが取れるイメージですが、この片手フォローの方が飛距離が出るんでしょうか?

 

結論から言うと片手フォローの方が飛距離は出ます

 

メジャーリーガーのホームランバッターの多くは片手フォローですね。

昨今では日本もプロ、アマ問わず片手フォローの選手が増えてきていますね。

 

理由は簡単です。

片手フォローの方が飛ばせると感じるからです。

 

ではなぜ片手フォローの方が打球の飛距離を出すことができるのでしょうか?

 

トップハンド⇒構えた時の捕手側の腕
ボトムハンド⇒構えた時の投手側の腕

 

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ヘッドスピードが上がり飛距離が伸びる

片手フォローのメリットはスイングスピードが速くなることです。

 

一般的にバッティングにおいてインパクトの瞬間のスイングスピードを速めると飛距離が出ます

 

インパクトの瞬間はトップハンドとボトムハンドが入れ替わるローテーションが起こります。

ここでスイングスピードがグッと速くなるわけですが、両手フォローと片手フォローではヘッドスピードにかかるベクトルが違います

 

両手フォローのスイングは体に巻き付くようになるのでローテーションの際にトップハンドの制約がかかり、投手側へのベクトルでなく体に巻き付くような方向での力が加わります

 

一方片手フォローではトップハンドの制約がなく、投手側に力をかけやすくなります

 

これがスイングスピードの差になり、結果として飛距離の差になります。

 

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片手フォローのスイングの特徴

片手フォローの選手の多くはトップハンド・トルク型の選手です。

 

トップハンド・トルク型とはボトムハンド(投手側の腕)で引っ張るのではなく、トップハンド(捕手側の腕)で押し込むようなスイングをする選手です。

インパクトの瞬間トップハンドで投手側にグッと押し込むことでパワーを生みますが、ここ両手フォローだとで外側に巻き込まれるとパワーロスになってしまいます。

片手フォローをすることで、パワーロスを防ぐことができますので、トップハンドの押し込みを十分に発揮できます

 

ちなみにぼくはどちらと言うとトップハンド・トルクのタイプで、押し込みを意識していました。

ですので片手フォローで打つと打球がグッと伸びるのがわかります。

 

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手首はできるだけ返さない

片手フォローのスイングではできるだけ手首を返さずにスイングします。

 

一連の動作の中で投手方向への力を向けるためには過度なリストターンをしない方がいいです。

手首を返すのではなくトップハンドの掌、人差し指の下辺りで押し込むイメージです。

 

もし手首を返すとコネてしまいますので、インパクトが終わるまで手首は返さないという意識でスイングしたほうがいいかと思います。

あとは動作の中で無意識でも勝手に手首は返ってくれますので。

 

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腕は伸ばさない

1番力の入るポジションは腕が伸び切ってない、少し曲ったような状態です。

 

腕を伸ばしてしまうと回転幅が大きくなることと、インサイドアウトがしにくくなるので、ドアスイングのようになってしまいます。

 

この二つのポイントを意識しましょう。

  • 腕を曲げ、スイングの回転幅を小さくするとスイングスピードは出やすいです。
  • インサイドアウトを意識して、内側から出すイメージでバットを出します。

腕が伸びているとバットが外側から出てきてしまうのでアウトサイドインの動きになり、ドアスイングのようなスイング軌道になってしまいます。

 

ボールの内側を打つイメージが大切ですね。

 

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フォロースルーでは腕を伸ばす

インパクトまでは腕を曲げますが、フォロースルーでは一気に前方に押し出すように腕を伸ばし、片手で大きくフォロースルーを取ります。

 

この時に腕を曲げてしまうと片手フォローの意味がなくなります

チキンレッグと呼ばれる形になり、パワーロスになってしまいます。

この画像のような状態です。

これでは片手でフォロースルーを取る意味がないですね。

 

バットが大きく回転し、軸足の後ろに付くくらい大きく回すのがいいでしょう。

 

くれぐれも捕手に当てないようにしましょう。

 

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自分に合ったスイングをする

両手フォローがいいのか、片手フォローがいいのか、その正解はありません

 

両手フォローが向いている人がいれば、片手フォローが向いている人もいます。

要はその人その人に合ったスイングをするのが1番の正解です。

 

しかしそのためには色んなスイングを試したり試行錯誤しながら自分にフィットするものを探していく必要があります

食わず嫌いをせずに色んなことにチャレンジする気持ちが大事ですね。

 

その中でコツを掴んだり組み合わせたりしながら自分だけのスイングを作っていきます。

最初はプロ野球選手や、同じチームの強打者のマネから始めたらいいと思います。

 

バッティングは無限大です。

 

 

まとめ

フォロースルーは両手でするのがいいのか、片手でするのがいいのか意見がわかれます。

 

飛距離を出したいなら片手フォローがいいかもしれません。

 

片手フォローはバットが体に巻き付く両手フォローに比べると、ローテーションの際にトップハンドの動きに干渉されず前方へ押し出す力を発揮できるため、スイングスピードが上がります

そのため飛距離が出やすくなります。

 

しかし、トップハンド・トルクの人には向いてますが、ボトムハンド主導のスイングをするタイプ(ウェートシフト)には不向きかもしれません。

 

コツとしては手首を返さず、インサイドアウトを意識してスイングすると大きなフォロースルーが取れるかと思います。

 

もし、このタイプのスイングが合うのなら是非試してみて下さい!

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