自主練の代表と言えば素振りですよね。
でもただ闇雲に素振りをしているだけでは効果が少ないです。
簡単に素振りの効果を上げる方法について紹介したいと思います。
素振りは効果がない??
みなさんはどんな素振りをしてますか?
- 重いバットを持つ?
- 絶え間なく連続でスイングをする?
- スロースイングをする?
色んなやり方があるかと思います。
しかし素振りはあまり意味がないと言われる事もあります。
それは人それぞれなんで、一概に意味がないとは思いませんが、やり方を間違えると意味がなくなる可能性があります。
素振りの目的を考える
素振りに限らずどの練習でもそうですが、しっかり目的を持って行う事が大事です。
ただなんとなく振ってるだけの素振りには意味はありません。
では素振りの目的ってなんでしょうか?
- フォームチェック?
- 意識付け?
- 筋力アップ?
色んな目的があり、それぞれの素振りのやり方は違います。
自分の目的を明確にし、それに対する練習方法に取り組む事が大切ですね。
素振りは量より質
たまに見かけるのが、素振りは良いスイングなのに打席に入ると…みたいな人です。
練習のための練習になってませんか?
どれだけ素振りで良いスイングができるようになってもバッターボックスで再現出来なければ意味がありません。
そういう意味では適当に1000スイングするより、20スイングを集中して、大事にスイングする方が断然効果があるように思います。
アメリカでは練習は量より質という話も聞いたことがありますが、まさしくその通りで、1スイングずつ確認しながら丁寧にスイングする事をおすすめします。
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素振りに少しスパイスを加えると効果がグッと上がる
さて、素振りを効果的にするならおすすめのポイントがあります。
それは極限まで試合をイメージし、ピッチャーが投げたボールを打つような感覚でスイングすることです。
これがしっかりできれば試合での再現性も上がります。
試合では1スイングに賭けます。
素振りでも同じく1スイングに賭けてみて下さい。
【捨て打席】練習でしてきたことが出せないなら結果より意識を重視しよう
試合の雰囲気をイメージし、役に入り込む
とは言え具体的にどうすればいいのかわからないですよね。
というわけで、ぼくなりのやり方を詳しくしていきます。
僕は素振りする時はかなり実戦をイメージします。
足場慣らしますし、見逃したり、ちょっと走ったりします。
良い球来たらようやく思いっきりスイングします。
なので本数こなすにはかなり時間がかかりますね。
一人で見逃す練習してるの見られたら恥ずかしいんだろなぁと思いますw
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) March 1, 2020
まず、試合の雰囲気をイメージし、それに入り込みます。
ただこれって慣れないうちは結構できない人もいます。
そこで、漠然とした試合のイメージではなく、詳細を決めていきます。
(トーナメント2回戦、5回表一点差、打順は3番の自分、ツーアウト2塁)
相手ピッチャーのペルソナまである程度考えると良いですね。
(28歳、独身、右投げ右打ち、178cm75kg、ストレート128km、スライダー、フォーク、ツーシーム)
ここまで考えて、ネクストバッターズサークルからルーティンを終えて打席に入ります。
足場を整えて構える。
初球は高めのボールを見逃す。
サインを確認して2球目のストレートをスイング!
ファール。
ボールを2球見逃して、3-1からの甘いストレートをスイング!←2スイング目。
とまぁこんな感じで、勝手にイメージして行きます。
役に入り込むとイメージの投手は勝手に行動し始めて、予想外の球を投げてきます。
素振りなのに空振りしますし、ファーボールになる事もありますw
これ、頭おかしいように思えますが、ずーっとやってると想像力が付き、本当にこうなります。
これを更に極めると【タルパ】を作り出せるんでしょうね。※タルパについては調べてみて下さい。
試合の雰囲気をイメージして振るメリットとデメリット
ここまで本格的に試合を想定していると打席に入った時に違和感なく練習の意識を結び付ける事ができます。
つまり素振りのための素振りではなく、試合に直結させやすくなります。
しかしデメリットもあります。
試合のイメージを持つと、相手ピッチャーのコントロールが悪い時があり(自分次第なんですがw)、見逃す事が多くなったり、ルーティンしてる時間も考えるとスイングの回数が圧倒的に少ないです。
数をこなすのは難しいですね。
あと、一人で素振りしてると思いきや、見逃したりサイン見たりしてるとこを誰かに見られると少し恥ずかしいですw
デメリットはありますが、結構有効な練習かと思います。
Twitterでも似たような素振りをしている人がいるみたいで、ちょっと嬉しかったですね。
わかります⚾️
ボクは球場の雰囲気を想像しながらスイングしてます☺︎見逃すのは2球ぐらいまでですww— もくそん (@bzrockman) March 1, 2020
これやってるの自分だけかと思いましたw
僕もルーティンから始めます!— なりさん@週刊なりログ (@narisanlog) March 1, 2020
わかります!
タイミング外された時の流し打ちとかやります!☺️笑— グラスラchのSA a.k.a監督 (@SAakaKantoku) March 1, 2020
イメージは訓練すればどんどん膨らみ、予測不可能になります。
ここまで行けばほぼ試合の領域に近いです。
決して難しいことでは無いので、是非やってみてください。
まとめ
素振りの効果をグッと上げる方法についてです。
ただ闇雲にスイングするのではなく、目的を持ってスイングしたほうが効果は上がります。
特に、試合を想定して素振りをすると効果が高いです。
ぼくは実際の試合と同じようにルーティンをし、足場を慣らしたり、見逃したりします。
更に詳しく試合の状況をイメージする事で役に入り込むことができ、これに慣れるとイメージは勝手に動くようになります。
ここまでくれば、試合と変わらないので、練習の課題等試合で再現しやすくなります。
デメリットはスイングする回数が減るのと、見逃してるのとかを誰かに見られると恥ずかしいという2点です。
よかったら試してみて下さい!
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