野球が上手くなりたいならフォームを動画に撮って研究しましょう。
ピッチング、バッティング、守備全ての動作は実際のプレー中のものとギャップがあるはずです。
それを上手く分析し体現するためには動画はものすごく役に立つツールです。
どんなことを意識してどういう動画を撮るのがいいでしょうか?
動画でフォームチェックするメリット
昔に比べると簡単に動画が取れる時代です。
スマホでポチですもんねw
昔はでっかいビデオカメラでVHSで撮った映像を擦り切れるまで見返しました。
巻き戻しが面倒でしたねw
しかし今はコマ送りやスロー再生も簡単にできます。
これを上手く利用した人は絶対に上達するのが速いでしょう。
守備練習ってなかなか動画撮ることないですけど、撮ってみると収穫は大きいです。
絶対に動画撮った方がいいですね。
打球飛んでくると打席より頭真っ白になりますので、練習でないと意識できません。
カッコよく守備できるようになりたいです。 pic.twitter.com/bQAC6dPA8L
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) 2019年12月13日
野球に限らずですが、何かを上達する、成長するためにはトライ&エラーの繰り返しです。
課題を抽出し、改善をする。
このサイクルを上手く速くこなせるかが大事なんです。
動画でチェックすれば思い描いているフォームと実際のフォームのギャップは見えてきやすく、課題抽出⇒改善のスピードは格段に上がります。
練習と試合のフォームをチェック
では実際にどんな動画を撮るのがいいでしょうか?
まず、練習での動画と試合での動画を見比べてみましょう。
試合と練習では意識できる範囲は全然違ってきます。
精神状態が全く違いますからね。
練習も個人練習、全体練習によっても変わります。
練習でできてて試合でできてないことは反復が足りていない証拠です。
考える余裕の少ない試合でも、無意識で同じパフォーマンスでできるくらい反復すれば初めて課題が完成したことになります。
ということは一番精神的に余裕のある個人練習でどういった意識を持つかが大事ですね。
失敗したときの映像にこそ課題は見えてくる
ホームランを打った動画は見返す必要はありません。
上手く体が動作できたのだから結果がついてきたわけです。
動画を見てニヤニヤするのはいいですが、そこから得られることは少ないです。
本当に見ないといけないのは失敗した時の動画です。
ボールが抜けた、凡打した、エラーした。
この瞬間は自分が考えている動きと実際の動きにギャップがあります。
そのギャップはなんなのか?
どこがボトルネックになっているのか?
これがわかりやすいのは失敗した時の動画です。
あんまり見たくないな~
練習では120%のつもりでちょうどいい?
課題が抽出できれば改善です。
改善ができるのは個人練習の場がいいでしょう。
ダメだった部分は120%誇張してやりましょう。
ハリウッドなんたら師匠みたいにやりすぎくらいでやることで脳に刺激が伝わり、新しい回路を作ります。
すると試合を始め無意識な状態でもすんなり課題の動きが出てきやすくなります。
もちろんその誇張動画も撮っておくほうがいいですよ。
スロー再生やコマ送りで課題を抽出
スロー再生やコマ送りをすると細かいフォームチェックができます。
一瞬の動作は通常の動画のフレームレートではわかりませんが、スローならわかりやすいです。
特にピッチングやバッティングに関しては一瞬で細かい動きをしているので肉眼では到底わかるはずがありません。
おすすめは軌道を可視化することです。
例えばスイングパスを可視化するとこんな感じ。
これならどういうスイングをしているか一発でわかります。
ゴルフスイングを分析するアプリなんかにこういった機能がついてたりします。
おすすめなんでよかったら使ってみてください。
探せば他のアプリもあると思います。
ゴルフスイング軌道
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まとめ
野球が上達したいのなら動画でフォームチェックをするのがおすすめです。
今の時代はスマホで動画を簡単に撮れますからね。
練習や試合の動画を撮って課題を抽出することでフォームの改善がしやすくなります。
可能ならスロー再生やコマ送り、軌道の可視化等で分析するとより効果的かと思います。
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