野球で重要な筋肉のひとつとして挙げられるのが手首(リスト)ですね。
ピッチングにおいてもバッティングにおいてもリストが強ければパワーを生み出せることは間違いないです。
簡単に手首を鍛えるトレーニング方法について紹介します。
野球で重要な筋肉は手首?
野球では様々な筋肉が必要になりますが、その中でも手首は重要な筋肉のひとつとして挙げられます。
プロ野球選手なんか強靭なリストをしていますし、ぼくも学生時代はリストを鍛えろとよく言われたものです。
それもそのはず、野球のバッティングにもピッチングにも手首はボールやバットに力を加えられる最後の筋肉です。
ここが弱ければパワーロスに繋がりますし、逆にここが強ければ最後のひと押しに繋がります。
実際打球や投球のノビは手首のパワーにかなり影響するかと思います。
そういう意味でも野球における手首の筋肉の重要性は大きいです。
もちろん手首だけ鍛えてもダメなんですけどね。
前腕筋とクラッシュ力
それでは手首の筋肉、リストのパワーというのがどういうものか紐解いていきます。
手首の筋肉というのは前腕筋のことを言います。
手首から肘までの間の筋肉ですね。
この筋肉を鍛えると握力が上がります。
野球で必要なのは握力の中でもクラッシュ力=握る力です。
一般的に思われている握力のイメージそのものですね。
この前腕筋の強化がボールの押し込みによるスピン量を上げたり、バットの押し込みによる打球のノビなんかに影響するというわけです。
この前腕筋は結構負荷をかけないと筋力強化になってくれないので、工夫して追い込むようにしましょう!
前腕筋のトレーニング
それではいくつか前腕筋を鍛えるトレーニング方法を紹介します。
簡単にできるものからジムでするトレーニングまであります。
リストカール
リストカールはダンベルを持ち、前腕を太もも等に固定して手首を曲げることでダンベルを上げ下げします。
ダンベルの重さを調整できるのでかなり追い込むことができます。
しかし家でダンベルトレーニングを手軽に行える人は少ないので、効果はありますが、ジムで行うトレーニングになるかと思います。
リストボール
おすすめのトレーニング方法です。
リストボールの中にある球がジャイロ回転することで、負荷がかかります。
こんな簡単なトレーニングですが侮れません。
その気になればかなり追い込めます。
値段も1000円くらいなんでお手軽に家でできて面白いトレーニングです。
ハンドグリップ
100均でも売ってる握力を鍛えるハンドグリップです。
これも負荷を重くすればそこそこ鍛えることができます。
握る動作を繰り返すのでクラッシュ力を直に鍛えることができるので、効果はあります。
しかし、単調なんで面白くなく飽きやすいのが難点ですね。
お米を揉む
米びつに手を突っ込んでお米をモミモミします。
結構負荷がかかるのでしばらくするとかなりしんどくなってきます。
奥さんが米を揉むのを許してくれるならコスト0で家でできるコスパの高いトレーニングです。
まぁちょっと引かれそうですけどね…
トレーニングのレップ数は?
適当にトレーニングをしていても筋肉はついてきません。
野球は主に速筋を使うスポーツなんで、速筋を鍛えるトレーニング方法を実践してください。
やり方は簡単で、だいたい8回〜12回くらいで限界を迎えるくらいの負荷に設定し、限界までトレーニングをします。
トレーニングの間は1分間インターバルを空けてまたトレーニングをします。
これを3セット繰り返します。
というのが速筋を鍛えるトレーニング方法です。
トレーニングの後プロテインを飲みタンパク質を補給するとさらに筋肉が付きやすくなります。
プロテインもホエイプロテインとソイプロテインのように用途によって種類が異なるので、選ぶ際には要注意を!
まとめ
野球において手首はとても重要な筋肉で、バッティングやピッチングのパフォーマンスに大きく影響します。
ボールやバットに最後に力を加えるのは手首なんで当然ですよね。
手首の力は前腕筋という手首から肘にかけての筋肉を強化することでパワーアップすることができます。
今回紹介したのはジム等で行うダンベルを使ったリストカール、家でも気軽にできるリストボールやハンドグリップを使ったトレーニング、何も買わずにできるお米揉み揉みトレーニングです。
個人的にはリストボールでのトレーニングがおすすめです。
しっかり前腕筋を鍛えてリストを強化すれば、野球のパフォーマンスは間違いなく上がります。
よかったら試してみて下さい!
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