バッティング練習としてティーバッティングをする人が多いでしょう。
ティーバッティングはトス役が必要で、ニ人一組で行います。
しかしティースタンドがあれば個人でもできますがおすすめのティースタンドがあります。
MLB球団でも使用されているティースタンド、タナーティーについての紹介です!
タナーティーとは?
タナーティーはMLB球団でも使用されているティースタンドです。
今非常に流行っていますね。
うちのチームでも購入しました。
パッと見ただのティースタンドやん?何が違うの?
そうですよね。いい質問ありがとうございます。
普通のティースタンドと違うからこんなに人気を集めているんです。
では普通のティースタンドと何が違うのでしょうか?
気温も上がり、
状態も少しずつ上がってきました。#タナーティー pic.twitter.com/hK2PqR7gSr— 大井(走れ!大井チャンネルwithゴリスポ) (@slugger_7461) February 21, 2019
日課@自宅練習
タナーティーで的狙って練習!当たったことになってるけど実は天井に先に当たってから当たってます。でも楽しませるために当たってることにしました。見事にいい笑顔です。でも近くに飛ばすだけでもすごい。父には出来ない芸当です。#4歳4ヶ月 #野球好きな人と繋がりたい #タナーティー pic.twitter.com/3y5b7xD9Me— yuta@ichimura (@ichimura_yuta) January 24, 2020
全体練習@八雲山村広場
本日はタナーティーを用いた打ちっ放しをメインに行いました。今シーズンを振り返ると、長打力があれば勝利に近づけた場面が多々ありました。オフシーズンもグラウンドが使える日は打ちまくります💪#来週今季最終戦 #内野手募集中 #求む強打者 #DMからご連絡ください pic.twitter.com/mFckIH8T2i— 松江市草野球チーム SUSANOO (@BCSUSANOO) December 16, 2019
タナーティーと普通のティースタンドの効果の違いは?
タナーティーと普通のティースタンドの違いはどういう部分でしょうか?
その前に置きティーをする意味も考えてみていきたいと思います。
置きティーは普通のティーバッティングと何が違うのでしょうか?
普通のティーバッテイングは二人一組でトス役がやや横からボールをトスし、それを打つような形になります。
しかし置きティーはスタンドの上に固定されたボールを打ちます。
どちらのティーバッテイングも目的はフォームの確認として行われる事が多いです。
そういう意味ではポイントを固定して自分のペースで行える置きティーの方がフォームをゆっくり確認できるので優位なようにも思えます。
実際アメリカではトスをする普通のティーバッテイングより置きティーの方がメジャーな練習であるという話も聞いたことがあります。
しかし置きティーはスイングがスタンドのゴムの部分に当たり、これが原因で様々なデメリットがあります。
それらも踏まえて普通のティースタンドとタナーティーとの違いを見ていきたいと思います。
フレックストップ(ゴムの部分)が柔らかい
ボールを置く部分(ゴムの部分)が明らかに普通のティースタンドと違います。
普通のはこんな感じ。
普通のティースタンドだと無意識のうちにゴムの部分に当たらないようにダウンスイングでボールの上側を打ってしまいます。
これだとゴロしか打てないんですよね。
はっきり言って意図的にゴロを打とうとしている人以外はむしろやらない方がいいんじゃないかというレベルです。
下手をするとフォームを崩します。
タナーティーはこんな感じ。
タナーティーはクレープみたいに薄いゴムが巻き巻きされており、かなり柔軟性があります。
これがタナーティーの良い部分です。
なぜタナーティーが多くのMLB球団で使用されているのか?を考えると答えは見えてきます。
MLBでは数年前からフライボール革命が流行っており、ライナーから強いフライを打つことで打撃力や得点効率が上がっています。
フライボール革命はバレルゾーンに打球を打つ必要があり、そのためには約19°のアッパースイングをする必要があります。
普通のティースタンドではゴムが当たってしまう角度で、ゴムやティースタンドそのものが飛んで行ったりしてすぐに壊れてしまいます。
しかしタナーティーのゴムは非常に柔らかくアッパー軌道でバットを入れても全然平気なんです。
つまり、置きティーなのにしっかり打球に角度が付きます。
しかも耐久性も抜群です。
ちなみに置きティーで柵越えをしようとチャレンジしましたが、普通のティースタンドではフェン直が限界でしたが、タナーティーではあっさりクリアできました。
置きティー柵越えチャレンジ2週目にてクリアしました!
飛距離は95〜100mくらいです。
次の目標は小柄なチームメイトに柵越えホームランを打たせる事です。
早速今日指導したら(エラそうw)スイングがめっちゃ良くなりました。
こうやってチーム力が上がって行くと最高です!
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) February 2, 2020
そういう意味でもしっかり打球に角度を付けたい、ホームランを打ちたい人にはかなりおすすめです。
簡単に高さを調節できる(ショートもあるよ)
タナーティーはフレックストップが可動式になっており、めちゃくちゃ簡単に自由に高さを調節することができます。
結構高めまで設定できますし、低めも相当低くできます。
さらに低い球を練習したい人や少年野球の子供さんにはタナーティーショートを使えば簡単に調整できます。
これ結構大事で、普通のティースタンドでは高さ調節ができなかったり、結構面倒だったりしていつも真ん中付近ばっかり打つようなことになりますが、調節がめっちゃ簡単なんで、苦手なコース、課題のコースに一瞬で変えることができます。
ただ、がっちり固定しているわけではないので、ずーっと打ってたら知らない間にどんどん高めになっていることがありますw
サイズが小さくて持ち運びが簡単
タナーティーは簡単に分解出来てパーツも少ないので持ち運びがめちゃくちゃ簡単です。
この下の土台と、スタンドのみですのでネジを回すように取り付けるだけでセッティングできます。
これなら機会が苦手な女性や子供さんにも簡単にセッテイングできます。
チームで購入しても場所を取らないので持ち運びも楽々です。
ただ土台の部分はスタンドが倒れないようけっこう重いので(3㎏くらい?)足の指の上に落としちゃうと悲惨な状況になるでしょうね。
で、結局タナーティー良いの?
結局のところタナーティーはめっちゃ良いです。
特におすすめするのが打球の角度を上げたい人、ホームランを打ちたい人にとってはマストとも言えるアイテムです。
使い方次第では普通の置きティーとはもう練習の効果も意味も大きく変わってくるほど違ってくるでしょうね。
一人で気軽に練習したいという人から、全員の打撃力を上げたいというチームまで、これがあると必ず効果を発揮してくれると思います。
お値段は少ししますが買う価値のある良いアイテムです。
タナーティープロは土台が重く、滑り止めがついていますのでズレにくく安定しています。
うちのチームはこのタイプです。
ちなみに一人で練習するならこういったボールを打つと危なくもないのでおすすめですよ♪
まとめ
話題のタナーティーですが、普通のティースタンドと何が違うのか?どういう効果がるのか?についてまとめてみました。
タナーティーの大きく違うのはボールを置くゴムの部分の形状や柔らかさです。
柔らかく柔軟性があるのでアッパー気味にバットを入れても全然大丈夫で、打球角度を上げたい人やホームランを打ちたい人に非常におすすめです。
また高さを調節出来たり、持ち運びが簡単というメリットもあります。
一人で練習したい人から打撃力を上げたいチームまで使ってみる価値のあるアイテムだと思います。
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