軟式野球はビヨンド全盛期の時代からポテンヒットが増えています。
バットの進化に加えてボールがM球に変わりさらに飛距離が出るようになり、ホームランや長打が増えてる一方、ポテンヒットも増えているのが現状です。
このポテンヒットを少しでも減らすためにはどうケアすればいいでしょうか?
バットやボールの進化に伴い外野手が後退
ビヨンドマックスも最新モデルのギガキング02ともなると何気なく当てた打球がフェンス手前くらいまでは簡単に持っていけるようになりました。
その他コンポジットバットの進化により軟式野球は打高投低になっているように感じます。
さらに軟球の規格がM球に変わったことで飛距離はさらに増し、従来のA球と金属、カーボンのバットでしていた軟式野球とはレベルが変わってきています。
外野手のポジショニングもロングヒットをケアするためにどんどん後退しており、今では硬式野球の外野とさほど変わらないくらいにまでになっています。
そうすると打ち損じた打球が内野と外野の間に落ちるポテンヒット、テキサスヒットが増えているという現象が起こってくるわけです。
ポテンヒットって守ってるほうにしたら嫌な気分になりますよね。
普通のヒットより流れを持って行かれやすいです。
打ち取っているのに、勝負には勝ってるのに結果はヒットなわけですからね。
なんとかしてケアして行きたいものです。
ポテンヒットは内野手?外野手?どっちが捕る?
間に落ちるフラフラっとした打球、内野手と外野手どっちが捕る方がいいですか?
できれば外野手が捕るのが理想です。
後ろを見ながら打球を追う内野手と、前を見ながら打球を追う外野手。
外野手が視界に入らない内野手と、内野手が視界に入る外野手。
当然外野手の方が動きやすいんです。
外野手優先で捕りに行くほうが間違いないですね。
外野手に優先権と判断を任せる
1番怖いのが夢中でボールを追いすぎて内野手と外野手がぶつかって怪我をすること。
これだけは避けましょう。
そのために必要なのは声ですね。
ただお互いボールを追うのに必死です。
自分が行くのか行かないのか判断を誤ればヒットになるかケガをするか…
ギリギリのプレーで左右するのはほんのわずかな差です。
ポイントは優先権をあらかじめ決めておくこと。
外野手の方が捕りやすいので外野手に判断権を渡しておきます。
基本外野手が優先で捕りに行きますが、無理なら内野手に任せる。
その判断は打球と内野手が両方見える外野手が行い、早い段階で内野手に任せたと声を出して伝えましょう。
これだけで接触事故も防げるし、ポテンヒットもアウトにできる確率が増えます。
打球の追い方
内野手は後ろを向いて打球を追います。
当然追いにくい態勢になりますが、絶対電車バックはやめてください。
体をできるだけ進行方向に向けて走ります。
できれば目を切りたいところですが、落下点の予測しにくい打球なんで難しいかもしれませんね。
目線は上下させずに首だけボールを追い、体は落下点へ向けて走りましょう。
外野手は特に言うことはありません。
ただただ前方に向けて全力疾走です!
全力で走れば意外に届く打球ってけっこうありますので、最後まで諦めないように走りましょう。
球際でどう捕球するか?というのも大事です。
普通に捕球できればいいですが、ギリギリのプレーになりますので捕球態勢も考えましょう。
頭からヘッドスライディングするいわゆるダイビングキャッチはリスクが高く、捕球の難易度も高いのでおすすめできません。
スライディングキャッチがおすすめです。
目線はそこまで変わらずボールを追えますし、減速せず足から行くので怪我のリスクも少ないです。
さらに返球にも態勢を移しやすく、かっこいい←
こういったことからぼくはスライディングキャッチをおすすめしています。
イチロー選手のスライディングキャッチ憧れてよく真似をしました♪
イチロー選手が頭からダイビングする事ほとんどないですよね。
まとめ
軟式野球はビヨンドマックス等のコンポジットバットの進化やボールの規格変更から飛距離がどんどん伸びていき、それに伴い外野手のポジショニングが後退したことからポテンヒットが増えています。
ポテンヒットを防ぐためには内外野の連携を図りケアをしなければなりません。
捕球の態勢が取りやすく、内野手と打球を視野に入れることができる外野手が優先に捕りに行き、判断をするのがいいでしょう。
また、外野手の捕球はスライディングキャッチをおすすめします。
ポテンヒットが1試合に1本2本減れば失点もかなり減ります。
一度試してみてくださいね♪
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