バッティングにおけるバットスイングをスムーズに行うにはバットのヘッドの軌道がどこを通るかというのが非常に重要です。
プロ野球選手を含めて成績を残している打者の多くはあるポイントをバットが通過したところからスイングが始まります。
そんなスイングに力が入れやすくなるポイントについての紹介です。
スイングは体軸に巻き付く
バットスイングは下半身のパワーを徐々に連動させてバットに速度エネルギーを伝えます。
最終的に一番ヘッドが走る形になるのは体軸に巻き付くような軌道を描くスイングが一番効率的なスイングと言えます。
グリップが先行し、ヘッドが一番最後に走ります。
インサイドアウトの形ですね。
スイングが始動し、トップの位置からバットは徐々に速度を増していくわけですが、その際にスムーズに体に巻き付けさせるにはスタート時のバットの位置(トップのポジション)というのが非常に重要になってきます。
実はプロもアマも多くの選手はスイング始動時のバットの位置は同じなんです。
構えが上段でも下段でも、足を上げていてもすり足でもスイング始動時のポジションはほぼ同じです。
要は人間の構造的に一番楽に力を伝えれる位置になります。
ポイントは45°
構えから足を上げ、トップを作り、上半身下半身が割れて、スイングが始まるその瞬間のバットの位置に注目します。
ほとんどの人が捕手側の耳の横くらいにグリップがあるでしょう。
その角度が前から見ても横から見ても約45°に傾いているポジションを通ります。
(最適な角度は個人差があります。)
ここを通過すれば上手くグリップ先行で身体に巻き付くスイングを始動する事ができます。
この段階でまだバットが立っていたり、寝すぎていると余計な力が入りすぎている可能性があり、効率よくパワーを伝えることが難しくなります。
では写真で見てみましょう。
構えの段階ではバットを立てても寝かしても、上段でも下段でも構いません。
しっかりと脱力していることが大事です。
足を上げてトップを作っていきます。
スイングが始動するだいたいこのあたりの瞬間です!
(前から見ると微妙なタイミングですが・・・w)
正確には45°かどうかはわかりませんが、約45°ですw
横から見てみましょう。
足を上げて。
スイングが開始する・・・このくらいですかね~w
そこから先はバットは寝ることでグリップ先行型のスイングになります。
他の選手も見て行きましょう!
アマチュアの選手です。
みなさん同じ角度で同じポジションを通っていますよね。
要はスイングが始動するタイミングで45°前後に傾いた位置からスタートできていればOKです!
まとめ
スイングを始動する際にあるポジションを通過すれば体に巻き付くようなグリップ先行型のスイングができます。
それは捕手側の耳の横らへんで45°の角度でトップを作るというポジションです。
多くの好打者、強打者はこのポジションからスイングを始動します。
構えや足を上げる段階ではどこにバットがあってもいいですが、スイング始動時は必ずここを通過するようにしてみると、スムーズなスイングができるかもしれません!
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