バッティングにおいて手首の使い方って重要なポイントですよね。
みなさんはどうしていますか?
上手く手首を使えていない人は手首をこねてしまい、スイングが波打つ等デメリットが大きくなります。
そこで、手首の上手な使い方について紹介していきたいと思います。
なぜ手首を返すのか?
飛距離を出すためにはスイングスピードを速めないといけません。
そのためにはバットのヘッドを走らせないといけません。
その意識がインパクトの瞬間手首を返す際に力みとなります。
確かに手首を返した方がスイングスピードが速くなるような感じはしますが実際どうなんでしょうか?
インパクトの瞬間って手首はどうなっているのでしょう?
インパクトの瞬間の手首は?
インパクト付近の写真です。
特に手首は変化ありません。
手首が返るのはこの後の瞬間です。
なんで正直言って手首を返そうという意識は必要ありません。
むしろその意識が手首に余計な力が入ってしまい手首をこねてしまう原因となります。
じゃあ正しい手首の使い方は??
手首は返すのではない。
ではどうすればいいのか?
後ろ側の腕、右打者なら右手、左打者なら左手です。
この後ろ側の手で押し込みます。
それだけでいいんです。
リストターンは自然に行われます。
吉田選手のフォロースルーは前側の腕を離して巻くようにフィニッシュします。
この際仮にリストターンをしっかりしていた場合、内側に巻くような形になってしまいます。
なってませんよね。
ということは吉田選手は必要以上に手首を返していないということになります。
体の筋肉の70%は下半身です。
下半身から生まれるパワーの大きさに比べたら、手首が生み出せるパワーは少しだけです。
こねたりするくらいなら必要ありません。
こねないよう後ろ側の腕で押し出すようにします。
間違った手首の使い方
してはいけないのはスイングの途中で手首を返し切ってしまうことです。
イメージとしてはインパクトの瞬間に手首を支点にバットを回転させることでヘッドスピードを速める感じです。
こうすることで手首に余計な力が加わり、スイングの軌道が水平ではなく波を打つ形となります。
打ち損じが増えますし、前で捉えないといけないのでインコースがファールになります。
まとめ
手首は無理に返す必要はありません。
無理に返すことで無駄な力みが生じ、スイングは波打ちます。
後ろ側の腕で押し込むようにスイングします。
リストターンは自然と行われます。
手首で持っていこうとせず、体の軸回転でスイングする方がいいスイングができますよ!
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