打てない理由って何ですか?
それは毎日変わります。
なぜならいつも常に同じスイングをするというのは不可能だからです。
ではなぜ同じスイングができないのか、そして試合中に行うそのための調整方法等を紹介していきます。
打てない理由はどこにある?
あー最近打てない!
何で打てないんだろう?
練習が足りないからだ!
ちょっと待って!闇雲に練習したら良いと言うわけではないよ!
自分のスイングのズレを確認してみて!
打てない理由は色々あります。
単純に実力不足なのか、タイミングが合わないのか、体のキレが悪いのか…
そこをしっかり分析する必要があります。
しかし、実力的に打てない球ではない、タイミングも合ってるのに打てない。
なぜだろう?となった時には自分のスイングのズレを疑ってみてください。
試合毎にその日のスイングは変わる
人間は全く同じ動作をする事はできません。
いくら訓練して再現性が高くなったとしても、一回一回のスイングは別の動作になります。
イメージと実際は変わるけど、結果として鋭くて強いスイングができ、ボールと正確にコンタクトできている状態を常に目指していく。
となると、
良いイメージはその日ごとに変わってくるものだから、微調整ができるように日々意識してバッティングしていくことが大切になるのかな。 pic.twitter.com/VMPeN5r1ok— 森下 眞之介/shinnosuke. (@shin0521EBI) August 30, 2019
バッティングて微調整の繰り返しやな。すぐよくなったり悪くなったり(笑)
難しいけどおもろい。
— だーいし (@daishi1029) April 15, 2017
週に一回の草野球ではさらに再現性は低くなりますね。
その同じ動作のつもりで少しずつ変化してる違いを理解する事が大事です。
もちろん投げる動作も毎回ズレが生じますが、キャッチボール等試合前や試合中でも調整しやすいです。
しかしバッティングは打席に立ちスイングするのは数回です。
その中で修正してかないと行けないので難しいわけですね。
例えばパワプロで言うとミートカーソルが思った所にない。
ここで打ったつもりが
ここで打ってしまう。
そんなイメージです。
そのズレがあるから捉えたはずが思った打球にならないわけです。
打球の傾向からズレを認識しよう
ではどうやってズレを分析するか?
試合前にティーバッティングやフリーバッティング等で打つ機会があればわかりやすいですが、なかなかそうもいかない事が多いでしょう。
しかし素振りだけでズレを確認するのは難しいでしょう。
そう言う時は直近の成績を振り返ってみます。
- フライが多い
- 引っ掛けてしまっている
- 詰まっている。
- 擦ってる。
スイングのズレはこう言った結果として出てきやすいです。
それを踏まえて自分のズレを分析しましょう。
このスイングのズレがどうズレているかわかれば修正はできます。
打席での意識を調整する
スイングのズレがある程度分かったらズレの修正をします。
- フライが多い→ゴロを打つ意識
- ゴロが多い→フライを打つ意識
- 根っこが多い→逆方向を意識
- 先っぽが多い→引っ張りを意識
というように、打球傾向と真逆に打つように意識を変え微調整をするようにしましょう。
それだけで結果は変わってくるかと思います。
【バッティングの極意5】一打席目にライナーか強いゴロだったら、二打席目のグリップはそのまま。ボテボテのゴロだったら、少し上げ、凡フライだったら、少し下げよう。
トーナメントだから、チャンスは少ない。試合中の微調整を大切に。考えた打撃を。— hiromatsu_verry (@hiromatsu_verry) September 15, 2010
極端にやらないとズレは修正されない
意識してスイングのズレを修正しようとしても、ちょっと変えるくらいではなかなか戻りません。
思っている以上にやらないとズレは修正できません。
- フライを打つ意識なら極端にピッチャーフライを打つくらい。
- ゴロを打つ意識なら叩きつけるくらい。
- 逆方向に打つ意識ならライン上に打つくらい。
これくらい極端なでちょうどいいでしょう。
これは意識に限らずフォーム修正でも言えます。
誇張したくらいで取り組み、やり過ぎて戻すくらいの方がおすすめです。
【フォームチェック】野球が上達したけりゃフォームを動画で撮ろう!チェックすべき点は?
まとめ
スイングはその日によって違います。
同じところを振っているつもりでも微妙にズレたりします。
試合の中でそのズレを修正する事が大事です。
自分の打球傾向を考えて微調整を行いましょう。
ズレを修正するなら極端に行うことが重要です。
やり過ぎて再度調節するくらいでちょうどいいかもしれませんね。
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