野球ってすごく緊張しやすいスポーツです。
特に試合では守備にせよ打撃にせよ緊張する局面が多く、メンタルが弱い人は重圧に押し潰されるような思いをする時もあるかと思います。
こういった場面で上手く緊張をほぐし、実力を発揮できる人は何が違うのでしょうか?
野球は緊張するスポーツ
試合でいつも緊張して良い結果がでないよ。
どうすれば緊張しないのかな?
野球ってすごく緊張するスポーツです。
というのも野球はピッチャー対バッターの対決のように、他のスポーツと比べても一人一人が注目される場面が多いスポーツです。
そのため試合の流れが誰のどのプレーで変わったというのが分かりやすいんです。
ピンチの守備やチャンスの打席のような場面で重圧がかかります。
これは少年野球をする子供だからというわけではなく、学生野球の部活でも草野球でも同じです。
この緊張と上手く付き合っていけるかと言うのはパフォーマンスに大きく影響します。
緊張するとどうなるか?
緊張すると精神的に張り詰めた状態になります。
心拍数が上がり、足や手が震えたりします。
気持ちがいっぱいいっぱいになり、頭が真っ白になるといった状態になります。
この状態では普段のパフォーマンスが発揮できず、いい結果が出ません。
とはいえ緊張しなさすぎるのも逆効果です。
集中力や気持ちが高ぶらずやはりいいパフォーマンスは出ません。
緊張しすぎず、緩めすぎずという状態がもっともいいパフォーマンスができる状態です。
ゾーンもこの状態になります。
できるだけこの程よい緊張感を持続できるようにコントロールできればいいパフォーマンスをし続ける事ができます。
なぜ緊張するの??
スポーツにおいては緊張はつきものです。
他にも面接や、試験、告白する時など緊張しドキドキしてしまう場面は多くあります。
この時の心理状態はどういったものでしょうか?
多くの場合は一度きりのチャンス、失敗が許されない場面等で緊張すると思います。
そこで失敗は許されない。絶対に成功させないといけない。と思うでしょう。
つまり自分自身に結果を求めすぎて、精神的に追い込んでしまっている状態です。
この精神状態が緊張を生み出してしまいます。
【メンタル】緊張せずに試合に臨む方法は?精神面とパフォーマンスについて
緊張は子供も大人もするもの
人間誰でも緊張します。
自分だけではありません。
緊張の度合いは慣れや経験によってある程度は抑えることはできます。
例えば場数を踏むことが緊張しなくなるためには一番いい薬かと思います。
しかし、ネクストバッターズサークルでドキドキが抑えられず、落ち着かない気持ちを抑えたいもの。
自分の気持ちを、自分の精神状態を抑えることができればある程度緊張は抑えることができますのでぼくなりの緊張しない方法を紹介します。
【メンタル】エラーした後再びエラーをしないための気持ちの準備
おすすめの緊張をほぐす方法
緊張をほぐす方法は様々です。
特にメンタル的な部分、考え方の部分を上手くコントロールできれば不安は解消され、かなり緊張はほぐれます。
その辺りも含めていくつか紹介していきましょう。
結果を求めず、ハードルを下げる
緊迫した場面に限らず、試合に出るだけで緊張する人もいます。
- 活躍してレギュラーを取るぞ!
- 絶対に勝ちたい!
こんな風に思ってしまうことで自分を追い込み緊張しているのだと思います。
ぼく自身もレギュラーになれるかなれないかと言う時はすごく緊張してしまい、なかなか結果は出ませんでした。
思考の転換ではないですが、活躍する⇒足を引っ張らないと思うようにしてから緊張しなくなりました。
打席ではヒットを打つではなく、三振しない、強いゴロを打つと思うようになり、
守備ではファインプレーをするではなく、エラーをしないと思うようになりました。
走塁にいたっては、牽制アウトにさえならなければOKと思っていましたw
このように自分の中のハードルを下げてあげることで自分を追い込むことは無くなり精神的に楽になることで緊張をしなくなりました。
慣れてくれば徐々にハードルを上げればいいだけのことです。
【好走塁とは?】良くも悪くも目立たないランナーが信頼される理由とは?
『今緊張しています!』と公言する
自分一人で抱え込んでしまうことで緊張状態はより悪化します。
完璧を求めすぎず、弱い自分をさらけ出してみて下さい。
ベンチに向かって恥ずかしがらずに緊張していることを公言しましょう。
チームメイトは笑っていじってくれますし、それで緊張がほぐれることもあります。
ちょっと緊張しちゃっているから、足震えすぎて三振したらごめん!
と冗談を交えて言ってみましょう。
ルーティンを行う
精神状態を安定させるためにルーティンは有効です。
気持ちを入り込んでいかせるものがルーティンです。
徐々に集中力を高めていければ緊張していたことも忘れてしまいます。
そうなればこっちのものです。
しかし定着するためにはルーティンに慣れるための時間も必要になってきます。
普段からルーティンをしていればいいんですが、していない人は簡単なものでいいので取り入れてみてはどうでしょうか?
試合を想定した緊張感のある練習を
それでも緊張するなら、普段の練習を見直しましょう。
緊張感のある練習ができてますか?
練習のための練習になってませんか?
素振り一つでも細かく試合を想定することで各段に効果が変わります。
ただ何となく真ん中を振るだけでは意味がないですよ。
【効率的な素振り】自主練の効果をグッと上げる素振りのやり方とは?
まとめ
スポーツにおいて緊張はつきものですが、緊張しすぎても緊張しなさ過ぎてもいいパフォーマンスはできません。
適度に緊張することで一番いいパフォーマンスができる状態に持っていけます。
自分に結果を求めすぎたり、精神的に追い込んでしまうことで緊張状態になってしまいますので、自分の中のハードルを下げたり、落ち着く動作を行うことで元の精神状態に戻すことができます。
是非試してみて下さい!
コメント
私の場合は、下品ですが打席に入る前に2~3度ほどキン〇マを揉んでいます。
なぜか気分的に落ち着くからです。
で、同じような人がいるか気になってググってみたら・・・
http://sirus15.air-nifty.com/jyoujyou/2005/04/post_0bb6.html
まさかの医学的効果!!
少しは効果あるみたいですね!!
ただ、いつ打球が来るかわからない守備機会の時は間に合わないのが残念です。試合中、常に揉んでいればいいですかね?
これは面白いですね!
確かにプロの選手でそのような行為をしているのを見たことがあります。
ちょっと今度やってみようかと思いますw