甲子園も始まりました。
高校野球が盛り上がっている中、やはり野球における投手の役割は大きなと感じています。
野球はピッチャーという言葉もあります通りピッチャーが良いチームは間違いなく強い。
逆に強いチームの条件は投手陣が良いということに尽きるかと思います。
どのレベルにおいてでも言えることですが、今回は草野球においての役割、投球についてです。
あなたのチームのエースはどんなピッチャー?
一言でピッチャーと言っても色んな種類があります。
投げ方でもオーバースロー、サイドスロー、アンダースロー、スリークオーター・・・
最近はスリークオーターとサイドスローの間のロークオーターという投げ方もあるみたいですね。
他に速球派、軟投派やプレートの立つ位置、インステップで投げたり、クイックで投げたり・・・特徴を言い出せばきりがないと思います。
ただ、どんなに速い球を投げようとも、キレキレの変化球を投げようとも、投げにくいフォームで投げようとも勝てないピッチャーは勝てません。
勝てるピッチャーの条件があります。
勝てるピッチャーの条件とは?
勝てるチームのピッチャーは間違いなくコントロールが良いです。
これは間違いないです。そしてこれが勝てるピッチャーの条件です。
剛速球も鋭く曲がる変化球も別に要りません。
しっかりストライクゾーンに投げれるコントロールがあればいいです。
特にコースをつく必要もないです。
打撃練習でど真ん中ばっかり投げてくるマシンでも10割ヒットは打てませんよね?
いい当たりでも正面付けばアウトです。
剛速球で追い込んで、アウトローのスライダーやフォークで三球三振。
初球火の出るようなセンターライナー。
どちらもアウトです。
もちろんチーム力に大きく差がある対戦で真ん中ばかり投げていれば打たれまくるかもしれません。
しかし四死球で出るランナーがもしなかったとしたら、そこまで大量失点になることはないでしょう。
そういったゲームメイクができるピッチャーこそが草野球では活躍できます。
打者は3割打てたら優秀
一般的にバッターは3割の打率を残せれば優秀です。
リーグによっては4割、5割打てる人もいますが、そういう人は別格です。
そういう人に標準を合わせていたら話になりません。
あなたのチームに3割バッターは何人いますか?
5人?かなり強いですね!
3人?まあ十分です。
1人?もっと打撃練習しましょう!
こんな感じですかね。
レベルが高い方が3割打者は少なくなって行くでしょう。
仮に9人全て3割打者を並べたとしても、1イニング3アウト中にヒットを打たれる割合は3割。つまり平均1本です。
まあ連打や長打が絡んで失点はするでしょう。
でも野球は完封せずとも相手よりたくさん点を取りさえすれば勝てるのです。
しかしこれが四死球が絡んでくるとたった1本のヒットで失点に絡んでしまいます。
四死球が絡むということはリズムが悪くなり、エラーが出る確率も増えます。
そうするとさらに失点します。
ヒット打たれてもファーボールでも同じ出塁です。
でしたらヒット打たれる出塁は諦め、四死球での出塁を減らすことで失点は大きく減ります。
まとめ
プロや社会人、甲子園等高いレベルでの攻防の中ではストライクゾーンの四隅をつき、キレのあるストレート、鋭く曲がる決め球を持つのがエースの条件かもしれません。
しかし草野球では試合を作ることが何よりも大切です。
いくら三振を取っても四死球で出塁を許し、リズムが悪いピッチャーはなかなか勝てません。
チャンスがあればチームで一番コントロールの良い人をマウンドにあげてみてはどうでしょう?
もしかしたらいい試合ができるかもしれませんよ!
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