草野球の試合において代打は重要な役割を担います。
一度きりの勝負だからこそ、確実に結果を出せるように持っていきたいですね。
そのために必要なのは準備しかありません。
代打で確実に結果を出すために必要な準備とは?
草野球における代打
野球では代打と言うルールがあります。
まあ野球をしている人ならわかると思います。
選手を交代して代わりのバッターが打席に入ることです。
この代打を上手く使えるチームは強いですが、草野球はプロ野球や学生野球とは代打の意味合いが少し違うのかなと感じています。
全員が打順関係なく打席に立ち、参加できる練習試合では特に代打を気にすることはありませんが、公式戦はそうもいきません。
1番~9番までの打順でやりくりしていく中でいかに代打を上手く使いこなすかが重要ですね。
もちろん戦力はチームによって変わりますが、せっかくの休みを野球の試合に費やす数時間で一度も出番がなく変えるのは非常に残念な気持ちになります。
不満が溜まり、チームを去る人もいるでしょう。
そうならないためにも一打席でも出場機会を作ってあげたいというのが、監督やキャプテンの本音ではないでしょうか。
せっかくの休みに遠くまで野球しに来たのにファール拾うだけで帰るのかよ!もうこんなチーム来ねえ!
こうならないようにしないといけませんね。
草野球版代打の神様
さて草野球においては代打の神様的存在が結構いたりします。
というのも草野球プレーヤーは能力が偏っていることが多いんですよね。
特にトレーニングしてないせいで体が重くなり、打撃センスはあるのにその他が…みたいな選手が多いです。
- 打てるけど肩壊してて投げれない。
- 打てるけどお腹出すぎてて走れない。
- 足速くて守れるけど体小さくて打てない。
偏り過ぎた能力の選手が結構いますが、その中でメンバーを決めるならやはり守備重視になります。
打てる選手が打つヒットで得点に絡む確率と、守れる選手が失点を防ぐ確率なら後者の方が勝つためには有効で、優先されるかと思います。(あくまで個人的な感想ですが…)
打てるけど走れない、守れない選手は出場機会が減ってきます。
ファースト等を守りがちですけど、ファーストって結構難しいので器用な選手がいるならポジション奪われてしまいます。
そこで誕生するのが代打の神様です。
いたんですよね、欲しいところで出てきて必ずヒット打ってくれる代打の神様。
頼れる存在で、めちゃくちゃかっこいいです。
こういう人がいるチームは強いです。
たった一打席で相手投手を攻略するには?
野球の試合ではある程度チーム力が同じくらいだと必ず双方にチャンスが訪れます。
そのチャンスを活かせるか潰すかで勝敗は決まります。
しかしチャンスでいつもいいバッターに回るかと言えばそうでもないわけで…
バッティングの苦手な選手なんかに回ると、ミスミスチャンスを潰してしまいかねません。
競った試合の終盤、回ってくるチャンスを確実に得点に繋げられるチームが強いチームです。
ここで登場代打の神様。
バシッと点数入れてくれい!
しかしスタメンで出ている選手はすでに数打席相手投手と対戦して変化球や球筋を見ていますが、代打の神様は初めて打席に立つのでバッターボックスから見るピッチャーの投球は初見なわけです。
ここで必ず結果を出すというのは至難の業。
かなり入念な準備が必要になってきます。
代打の神様がするおすすめの準備方法
一打席に全てを注ぎ込む代打の神様はかなり入念に準備をします。
普通の控え選手はどういう準備をしますか?
終盤、監督にそろそろ出番あるぞと言われてからキャッチボールなり素振りなりを始めます。
それまでは座って声出し、ファールボールを拾う、スコアを書く…等ですかね。
しかしこれでは準備不足です。
代打の神様は一回表から素振りです。
守備の際もずーっと素振り。(連盟によってはベンチに入れと言われますがバットは離しません。)
相手投手のフォームに合わせてスイングを繰り返し、球種や変化球の特徴を選手に聞いて回りデータを集めます。
たまにランナーコーチ行くふりして投球練習を後ろからちょろっと見たりしてました。
試合に出ている選手より多くのスイングをしているので体は仕上がっています。
さらに素振りや相手投手のデータ収集以外にもしていたのが動体視力を向上させるトレーニングやアジリティートレーニングです。
アジリティートレーニングとは?
アジリティーとは敏しょう性や体のキレのことを言います。
一般的にアジリティートレーニングと言えばラダートレーニングと言った冬に行うトレーニングをイメージするかと思いますが、今回は試合中のお話です。
試合中にラダートレーニングしてたらヤバいですよねw
バッティングにおいても体のキレは非常に重要で、ただベンチに座っているだけでは体は100%の力を発揮できません。
そこでアジリティートレーニングです。
野球の試合中にできてバッティングにおける体のキレを出す方法は連続フルスイング素振りです。
10回間を置かずに連ティーみたいに連続でフルスイングをしてみて下さい。
結構しんどいですが、何か体の中でスイッチが入るというか、覚醒するような感じになり体が軽くなります。
その後のスイングは確実にキレが増して、自分の能力の100%に近い力を出せるようになっているかと思います。
これは別に代打だからとかではなく、普通に打席に入る前に行ってる人も多いですね。
ぼくもルーティンに入れていました。
代打の神様は一打席に自分の能力の全てを最高のパフォーマンスでぶつけるように入念な準備をするから結果を残すことができるわけです。
ある意味試合出るよりしんどいかもしれませんね。
まとめ
草野球に限らずですが、代打を上手く使ってチャンスを確実にものにできるチームは強いです。
草野球でも代打の神様的存在がいたりしますが、そういった人達の多くは試合開始直後から入念な準備をすることで最大のパフォーマンスを発揮しています。
素振りや相手投手のデータ収集に加え動体視力向上トレーニングや敏しょう性を高めるアジリティートレーニングをすることで自分を高めていきます。
試合中にできる体のキレを上げるアジリティートレーニングとしては、連続で強くバットを振ることです。
これによりスイッチが入りキレが増すため、一打席のみの勝負で最高のスイングをし結果を残すことができるというわけです。
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