バッティングやピッチングを動画でフォームチェッックする機会は多いかもしれませんが、意外と守備の動画を撮ると改善効果は高いと思います。
今回はチームの内野手3人でフォームを比較してみましたので、撮り方やチェックポイントについて見ていきたいと思います。
守備こそ動画に撮ってフォーチェックしよう
みなさんは守備動画を撮ってフォームチェックをしたことがありますか?
意外と少ないと思います。
バッティングやピッチングで動画を撮影することは多いかもしれませんが、守備となるとなかなか簡単にはいきません。
というのも1人ではできませんよね。
ノッカーや送球を捕る人がいる上に下手すれば撮影者も必要です。
さらにボールも数個はないとキツいです。
そういった点から守備動画はお手軽さが無いため敬遠されがちですが、実はかなり有効なんです。
守備は無意識の領域が多く、クセが出やすい
守備機会って基本的にほぼ無意識です。
これはバッターやピッチャーのそれとは違い、かなり頭が空っぽの状態です。
しかも、守備には色んなタスクがあります。
- バウンドを合わせる
- 捕球する
- ステップして適格な場所へ送球する
これらを数秒でこなさないとセーフになりますので、当然無意識で集中しています。
ですので実は自分でも気付いていないクセや、思ったフォームとのギャップが分かりにくいんですよね。
そういう意味でも守備動画を撮って確認すると色んな発見があっておすすめです。
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動画に撮る時の注意点
守備動画を撮る際の注意点は2点あります。
1つ目はめちゃくちゃ簡単なノックを打つ事です。
難しい打球だと癖は出にくく、わかりにくいです。
簡単な正面の緩いゴロこそ自分の癖が出やすく、研究する価値のある動画が撮れます。
2点目は送球までする事です。
捕球の先に送球があり、それに向けてステップなり準備なりをする流れがあります。
送球のフェーズが無いと、捕球がゴールになるので実戦とは違う動きになります。
以上の2点、緩い簡単な正面のゴロを捕って送球する動画を撮ると1番効果が出やすいかと思います。
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それぞれに出る守備の個性
さて、それでは実際に守備動画を撮ってみました。
まず以前撮った僕1人の分です。
次にチームの内野手2名とフォームの違いについて比較しました。
K君とS君、2人とも内野手歴は長く熟練した技術を持っています。
今回の3名のフォームでは同じ動きにも関わらず、それぞれ個性が出ていました。
- 構え
- 足の運び捕球
- 体勢の角度
- 足の出し方
- 送球する際のトップの位置
- フォロースルー
等など、全員のフォームをスローで確認しましたが、それぞれの傾向を見ていると非常におもしろいです。
例えば捕球体勢で言うと、ぼくはこんな感じ
S君は右足寄り
K君は左足寄りです。
どれが正解だ、どれが間違いだなんてものはありません。
人それぞれやりやすいフォームがありますからね。
ただ人の技術を真似て盗むのは大いにありです。
しかしそのためには自分のフォームを把握する必要があるので、やはり動画でチェックするのは有意義かなと思います。
もし人数がない場合は壁当てとかでもいいと思います。
今回の動画で気付いた事
2人の内野手とぼくを比べると、ぼくの守備はまだまだ勢いでごまかした雑な守備だなと思いました。
今回の動画で気付いたのは以下の2点
・ボールを最後まで見ていない
・半身で待てない
これは2人にはできており、ぼくにできていない点でした。
今後の課題にしていこうと思います。
さらに言うと
・S君の守備はグローブをあまり動かさずにフラットな体制でボールを待ている点が良かった。
・K君の守備はフットワークが軽く、送球への勢いや流れが良かった。
以上の2点は2人から盗める点なんで、参考にしたいと思います。
まとめ
守備のフォームって意外と自分がどんな動きをしているか把握できてない人は多いかと思いますので、動画に撮影してチェックするのがおすすめですが、撮影するのは難しいですし、人材や道具もいります。
フォームチェックをすると思わぬ発見があったり、改善点が見つかりますので非常におすすめですよ。
ポイントは簡単な正面のゴロを捕って送球する流れを作ることです。
よかったら試してみてください。
あ、あとチャンネル登録してくれるとうれしいです♩w
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