MLBの強打者達がみんな手首に巻いてるテーピングのようなもの。
リストバンドでもないし、テーピングでもない。
パワーフレックスという自着性テープと言うものですが、あれはいったいどういう意味でどういう効果があって巻いているんでしょうか?
日本のプロ野球でも中田選手や筒香選手は使用していますね。
MLBの選手が手首に巻いているものは?
アメリカの強靭な肉体を持つ巨漢達はこぞって手首に何やら巻いています。
マイク・トラウトさんも
めちゃめちゃかっこよくないですか?
黒が多いですが、赤や青のものを巻いている人もいますね。
リストバンドのようにも見えますが、よく見ると違います。
薄く巻き巻きしてるのがわかります。
このテーピングのようなものの正体はパワーフレックスという自着性テープです。
これを着けていると強打者っぽさがすごいです!
日本のプロ野球でも中田選手や筒香選手は以前から着けてますよね。
パワーフレックスとは?
パワーフレックスはテーピングですが、普通のテーピングとは違います。
多くの強打者が着けてるには理由がありますよね。
理由としては2つです。
1つは手首の固定。
それも内巻き、外巻きと巻く方向によって腕の内旋外旋をサポートしてくれますので、普通のリストガードやサポーターと違って野球の、特にバッティングの動作の補助的な効果が期待できます。
トクサンもこのテーピングをボトムハンドとプッシュハンドで巻く方向を変えてローテーションの動作を補助できるというように話していましたね。
なるほど、こういった効果のあるアイテムははじめて見ましたね。
ちなみにトクサンの買ったものはライトガードと言ってますが、パワーフレックスと同じ自着性テープです。
そして2つ目の理由はもちろん…
かっこいいから!
十分ですw
パワーフレックスとテーピングの違い
パワーフレックスとテーピングの違いはなんでしょうか?
1番の違いは粘着性でしょう。
パワーフレックスは粘着性がなく、テープ同士がくっつき、何度か剥がしても再度くっつけることができます。
普通のテーピングは裏に粘着性のあるノリが付いていて、一度剥がしたら当然終わりで肌にノリの跡が残ります。
これがないんです。
これがすごく快適!
もちろん永遠に使えるわけではなく何度かつけて剥がしてを繰り返していると徐々にくっつかなくなります。
しかしこのベタベタ感がないだけで、こんなにも気持ちいいものか…
そして次に違う点は伸縮性がすごいんです。
キネシオテープのようなテーピングより更に伸縮性がいいです。
手首に巻いてもしっかり固定でき、なおかつ圧迫されすぎない。
この絶妙な力加減は他のテーピングとは大きく違います。
手首に巻くと自然と腕がテープを巻いた方向に軽く動くくらいがちょうどいいです。
これが手首を返す時に筋肉を後押ししてくれるというわけですね。
最後にカラーバリエーションが豊富という点です。
黒が人気ですが、赤青のようなオーソドックスなカラーの他、今流行りのカモフラ柄まであります。
ぶっちゃけ言うと同じような機能のテープは100均であります。
でも肌色しかないんです!!w
肌色ダサいですよね~…
効果あるの?
実際に購入して使ってみました。
こういう小さい箱に入ってます。
巻くのも結構簡単で、すぐにくっつきました。
着け心地は本当にちょうどよい締め具合で、血が止まるわけでもなく、緩くてズレるわけでもなくかなり良い感じです。
外しても全然ベトベト感はなく、何も着けていなかったような感じです。
ただリストバンドと違って汗は吸わないです。
何よりもスイングした時の手首のサポート感はかなりいいです。
クルっと手首が返る感覚ですね。
令和スイングのようにリストターンに重きを置くスイングをする人にはおすすめです。
ちなみにMLBでよく見るのは利き腕にアームスリーブ、利き腕の逆はパワーフレックスと言う組み合わせか、両腕にパワーフレックスです。
まとめ
MLBの強打者達が手首に巻いているのはリストバンドではなくパワーフレックスと言う伸縮性テーピングテープです。
この自着性のテーピングの特徴は
- 伸縮性があり伸び縮みする。
- テープ同士がくっつくので肌にノリが付かない。
- バッティングにおいて手首の運動をサポートする。
という特殊なテープ、バンテージです。
実際着けてみるとバッティングにおけるリストターンの動作が結構サポートされている印象でした。
ベタベタ感もなく、付け心地も抜群に良いです。
オシャレさを演出したい人、手首をもっと上手に使いたい人は是非試してみて下さい!
コメント