以前までYSFというブランドでグローブを作成していたんですが、最近新しくTeppenというブランド名で再スタートを切っています。
品質をこだわり抜いて、全てにおいて頂上(てっぺん)を目指すということでこういった名前にされているようです。
実際どのようなグローブなんでしょうか?
Teppenとは?
大阪府の箕面市にあるグローブメーカーです。
前身はYSFというブランドでグローブを作成していました。
YSF時代はお客様の要望を何でも聞き入れ自由度の高いグローブを作成していたそうなんですが、自由度が高いがゆえに品質面での問題等があり、シンプルに品質のみをこだわり抜いた新しいグローブを作るためにTeppenとして再スタートをされたそうです。
特に内野手用のグローブを専門に作成しており、YSF時代とは逆に自由度はかなり少ないです。
しかしそこにこだわりを感じさせるような理由があり、作成者の想いが詰まっています。
言いにくい部分ではありますが、YSF時代からアンチが非常に多いです。
その辺りも含めて紹介していきたいと思います。
Teppenさんのこだわりとは?
とにかく品質にはこだわっています。
これはYSF時代に品質的な部分で満足させることができなかったという経験があったからこそのこだわりかと思います。
(YSFさんのグローブは個人的にはそこまで品質は悪いとは感じませんでしたが・・・)
特に革ですね。オリジナルのTeppenレザーと言うものを使用しています。
YSF時代の革は少しパサついた印象がありましたが、このTeppenレザーは非常にしっとりしてきめ細かい印象です。
次に型です。
ポケットの浅い当どりタイプのRM6
しっかりつかみ捕りをするポケット深めのATM2
の2タイプのみです。
モデルが二つしかないというのはかなり珍しいですね。
ウェブもシンプルなクロスウェブとH型のウェブの2種類です。
個体差を少なくするため、品質向上に向けたこだわりでしょう。
最後に色です。
色はディープオレンジの一色のみ。
一色のみ!?
なんでもこの色に染色した革がダントツに高品質だったから、この色のみに限定したみたいです。
まあかっこいい色ですけどね。
革紐は同色のディープオレンジとタンとブラックの三色から選べます。
このように自由度を狭めてまでも品質を優先するという姿勢に本物のこだわりを感じますね。
なぜアンチが多い?
見た感じアンチが湧くような理由はありませんがどうしてなんでしょうか?
特にYouTubeでYSFさんやTeppenさんのグローブが紹介されている動画が多く出回っていますが、そのコメント欄にアンチと思われる方からの否定的なコメントが目立ちます。
その中で多かったのは
・YouTubeでYSFのグローブを紹介していた飛鳥さんが当捕りを推しすぎている。
・納期が遅かった。
・縫製が雑。
等のコメントが目立ちました。
その辺り、中立な立場からグローブのレビューをしていきます。
実際はめてみてどう??
さてそんな色んなお話があるTeppenのグローブですが、実際に現物を見てみないとわかりませんので、触ってみました。
今回触ったのがATM2というポケット深めのモデルですね。
ラベルはこんな感じ。
革質は確かに良いです。
きめ細やかで肌触りも良く、触ってて気持ちいいです。
ただ、正直ジュンケイさんやドナイヤさんの方が革の感じは良いかと思いました。
縫製については特に気になるところもなく、キレイに仕上がっていました。
はめてみて手入れ感は非常に良く、手に吸い付く感じとフィット感のある型はすごく良かったですね。
いや普通に良いグローブだったと思います。
品質に関してはアンチが湧くほどの理由は見つけられませんでした。
これはTeppenとして再スタートして向上しているという表われなんでしょうか。
まとめ
こだわりの高品質グローブを作っているTeppenさん。
前身はYSFという自由度の高いグローブを作っていましたがその自由度が高いがゆえに品質的な問題等から、本物の品質を求め頂上、てっぺんを目指して再スタートしました。
あえて自由度を狭め、品質を優先しているため、色や型、ウェブ等の選択肢は非常に少ないです。
実際触ってみても革質や型等非常にレベルの高いものを作っていらっしゃっていました。
オーダー等もできるそうなんで、気になる方はチェックしてみて下さい♪
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