打席に入って速い球を打てるかどうかは投球されたボールの速さ、コース、球種等を素早く分析し反射的にスイングをする必要があります。
そういった情報を瞬時に正しく分析するためには動体視力が必要になってきます。
動体視力が良くなれば、動くボールが良く見えるようになり、打撃の向上に繋がってきます。
動体視力はどうやって鍛えればいいんでしょうか?
動体視力とは?
一般的に視力検査はCの開いている方向で検査します。
これは静止視力と言います。
逆に動いている状態の物体を視線を外さずに持続して識別する能力を動体視力と言います。
動体視力には横方向の動きを識別するDVA動体視力と、前後方向の動きを識別するKVA動体視力があります。
静止視力が良くても動体視力がいいとも限りません。
球技において動体視力はボールの位置を正確に把握するために必要な能力とされていますが、トレーニングで鍛えれば能力を向上させることができます。
イチロー選手は静止視力は弱く、0.4前後だそうですが、動体視力が非常に優れているためメジャーの速球にも対応ができると言われています。
動体視力を鍛えるトレーニングは?
動体視力を鍛えるには素早く動くものを認識するトレーニングが必要になります。
アプリやソフトで鍛えることもできますが、もっと手軽に日常生活の中でトレーニング出来たらもっといいですよね!
ということで、お手軽にできる動体視力トレーニングで効果があるものを紹介したいと思います。
本を速読で読む
通勤通学でバスや電車に乗る人はスマホばっかり見ていないで本を読んでみたらどうでしょうか?
さらに速読で読むことで目は高速で文字を認識していくことができるようになります。
目の周りの筋肉を鍛えることで正確に焦点を合わせたりする能力が身につきます。
車のナンバープレートを読む
すれ違う車のナンバープレートを瞬時に読みます。
60㎞同士ですれ違うと相対速度は120㎞になりますので、その速さでナンバープレートの数字を正確に認識する練習を続ければかなりのトレーニングになります。
イチロー選手は幼少の頃よりすれ違う車のナンバープレートを読み取りその数字を足して計算していたそうです。
看板を読む
電車の窓から見える景色を見ながら看板に書かれた文字を読んでいきます。
遠いところにある看板は簡単に読めますが、近くを通り過ぎる看板を読むのはなかなか難しいと思います。
これを毎日繰り返せばかなりのトレーニングになります。
まとめ
動体視力についてどうだったでしょうか?
スポーツにおいて動くものを認知する能力、動体視力は非常に必要不可欠な能力です。
特に野球においてはバッティングにも守備にも必要になってきます。
日常生活の中で動体視力のトレーニングをして野球が上手くなればいいですね!
コメント
初めてまして。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
私は、野球が好きで会社の草野球に
参加するようになりアディダスバッテを
買いましたが、なかなか打てません。笑
仲間からはドアスイングちゃう?前に体重が
乗りすぎだ。アッパースイングだと言われますが、よく理解できません。笑
そもそもバットの先端、ヘッドをどのように
動かしていけばいいのかもわからないです。
まこと兄やんさんぜひ教えてください。
たかしさんはじめまして!
コメントありがとうございます。
バッティングは本当に奥が深いですね。
ドアスイング、アッパースイング、体重移動等、それぞれに諸説あり、さらに体格や骨格により適したスイングは異なります。
アッパースイングが合う人だって前体重が適した人だっています。
僕自身も色んなバッティングフォームを試しましたがまだまだ勉強中です。
本当に合うスイングというのはプロ野球選手でも試行錯誤をしています。
どんなスイングをしてもバットの芯付近に当たればヒットを打つことは可能です。
無茶苦茶なスイングでヒットやホームランを打つ人をぼくはたくさん見てきました。
でもバットの芯に当てるのが難しいんですよね!
芯に当てるには体を前に出さずに、引き付けて後ろ体重で回転するように打つほうがボールをよく見えますので芯に当てる確率は高くなります。
そうなるとアッパースイングの遠回りする軌道では振り遅れるので、最短距離のダウンスイングやレベルスイングをすれば対応できます。
あくまで1つの打撃論なんでそれが正しい、たかしさんに合っているかというのはわかりませんが…
過去にバッティングに関する記事を載せていますのでよかったら参考にしていただければ嬉しいです。
また、質問や考え方等コメント欄等でしていただければ、ぼくのわかる範囲でよければ記事にさせていただきます!
たかしさんと試合でヒットを打てる快感を共有したいので、是非がんばってください♪
よろしくお願い致します!