草野球って本気度によって全然レベルが違います。
練習バンバンするチームもいれば試合のみのチームもいます。
しかし、草野球と言えど練習ってめちゃくちゃ大事です。
草野球で効果的な練習メニューってなんでしょうか?
草野球と練習
草野球と言えど上手くなるためには練習は大事です。
試合だけで上達していくのは簡単ではないです。
とは言え草野球人の多くは練習できてないかと思います。
試合中心のチームが多いですので、練習の時間はなかなか取れません。
そうなるとレベルアップしていくのも難しいです。
学生時代の練習や経験を頼りにプレーしている人がほとんどですが、頼りすぎるのもよくないです。
過去の遺産と思いましょう。
しっかり練習をしているチームも
『個々のプレーの練習は自主練で行い、チームの練習は連携プレーのみ!』
と言うような感じが多く、しかし基本的にほとんどの草野球プレーヤーは自主練をするのは難しいです。
では個人のレベルアップをする場所はどこにあるんでしょうか。
個人で練習をするのは難しい
いくら野球が大好きな草野球人でも本業は社会人ですので個人的に自主トレ等を行うのは難しいです。
平日は仕事をしていますもんね。
できてバッティングセンターに行くくらいですかね。
後は壁当て、素振り、筋トレくらいでしょうか。
公園でおっさん一人で壁当てするのも気が引けるし、人気の少ないちょうどいい壁がある都合のいい練習場所もなかなかないです。
そんな場所があれば毎日でも行って練習したいくらいですw
しかし、それだけではレベルアップするのが難しい部分もあります。
バッティングセンターも壁当ても生きた球ではないんですね。
試合でピッチャーが投げたボール、バッターが打ったボールは生きた球です。
変なスピンがかかったり、変なコースに来たりして、それを細かく対応する調整力が本番で必要になります。
こういった生きた球を扱える練習ができるとかなり意味のある練習になります。
とは言え現実的には難しいです。
相方が必要。
野球仲間も家族サービス等あるだろうからなかなか都合良く空いてるとも限りません。
練習場も必要。
最近は野球禁止の公園も多く、探すのにも一苦労です。
球場を手配するのも大変だし…
というのも踏まえるとチーム練習というのがどれだけありがたいかがわかりますね。
練習ができる喜び
さて、なぜこの記事を書こうかと思ったかと言うと、個人的に練習の機会を設けることができたのがキッカケです。
毎週火曜に練習を中心に活動しているチームに入ることにしました。
レベルは正直高くはないですが、練習できる環境って大事です。
試合のみではアウトプットができず、伸び悩みます。
簡単なフリー打撃+ノックだけでも課題を持って行えばかなりの経験値になります。
要は自分の意識次第ですね。
— まこと兄やん@野球通信 (@makoto_bb721) September 24, 2019
ぼくはいつもは日曜日に野球をしているんですが、新しく火曜日に活動しているチームにお邪魔させてもらうことにしました。
そのチームはレベルは高くはなく、ろうなくな…
失礼、老若にゃんの…
老若男女!!(この言葉きゃりーぱむぱむくらい言えませんw)でワイワイ野球を楽しむのが目的なチームです。
練習中心に行っており、練習がしたかったぼくには好都合の環境でした。
実際に練習してみてレベルアップをするにはをするには練習が必須であり、練習の大切さを深く感じた次第です。
いいですね、平日もボールが触れる喜び!
服装も練習着一つで参加でき、ストレスも発散できます♪
ちなみにぼくがこのチームを選んだ理由は
- 家から近い
- 定期的に活動している
- 練習中心で部費やユニホーム代が不要
という条件から選びました。
レベルは考えませんでした。
環境があれば良くて、身になるか身にならないかは自分次第だと思ったからです。
インプットとアウトプット
さて、本題に戻ります。
試合中心に活動していると必ず好調不調の波ができたり、試合での失敗から新しい課題が生まれます。
これらとどう向き合いますか?
例えば
- 最近インコースが詰まる
- 逆方向に打てるようになりたい
- スローイングの調子が悪い
- 速い打球に対応できるようになりたい
- アウトコースにストライクに入らない
- 新しい変化球を覚えたい
等様々な課題が出てくると思います。
しかし、それらの課題を試合の中で克服するのは多分難しいでしょう。
なぜなら試合中に自分の打席は数打席、守備機会も数回しかありません。
ピッチャーは試せる機会もあるかもですが、試合を崩したくないからなかなか思い切ってチャレンジすることは難しいですね。
少ない機会で簡単に体得できるほど野球は簡単なスポーツじゃないですね。
では残った課題は…次週の試合までオアズケ?
平日の仕事中ずーっと考えるんですよね。
『なんで打てなかったんだろう…』
モヤモヤしますね。
こういったことから新しいことを取り入れたり、苦手な分野を改善するのに試合という環境ではなかなか難しいというのが正直なところかもしれません。
今は野球の技術でもWEBでググれば簡単に手に入る時代です。
YouTubeもあります。
よってインプットをするのは昔より簡単になりました。
アウトプットをする練習が必要になるんです。
知識を取り込めても実践できなければただのゴミになります。
実践できるようになるには練習が必要です。
まあこれは野球に限らず仕事にしても同じですよね。
草野球で効果的な練習メニューは?
ここまで読むとスパルタに思えるかもしれませんが、そんなことありません。
大事なのは意識です。
意識一つで結果は変わります。
草野球で効果的な練習はなんでしょう?
結論から言うとシンプルにノックとフリーバッティングだと思います。
もちろんチーム力を上げるためにエンドランやスクイズの練習をするのも大切ですが、それは一度置いておきます。
なぜ基本練習であるノックやフリーバッティングが効果的かと言うと、意識次第で経験値が変わってくるからです。
ノックで言うと
- いつもより前に出る
- スローイングを強く正確に投げる
- ステップを細かく取る
- ゴロへの入りを変える
- 大きなフライでも後から入る
- 目を切ってフライを追う
色々意識できるポイントはあります。
フリーバッティングでは
- 新しいフォームにチャレンジする
- 逆方向に強い打球を打つ
- 叩きの練習
- 打球の角度をつける
- セフティーバントやスラップの小技の練習
等でしょうか。
バッティングピッチャーをしてピッチャーの課題を練習することもでき、守備で生きた打球を練習することもできます。
これらは試合中に気軽に試せる課題ではなかったりします。
練習でしっくり来て初めて試合で成功させることができます。
試合中心で基本練習がおろそかになりやすい草野球プレーヤーにはこういった練習が効果的です。
といっても課題を意識して行うことが前提です。
ちなみにノックはリクエストがなければ簡単なコースにハーフスピードくらいの打球を打ってあげると、課題練習をしやすいです。
たまに捕れるかギリギリのコースや鬼のように速い打球を打つノッカーがいますが、ああいうノックはあまり意味がないです。
簡単な打球をリズム良くさばいて自信を付けるのもノックの意味の一つです。
後はそれぞれプレーヤーの味付け次第。と言ったところでしょうか。
当然なんの課題もなく適当に練習をこなすだけならさほど意味はなくなってしまいます。
その辺りは重複しますが意識次第ですね。
バランスが大事
とは言え練習ばかりしても良くないです。
試合で実際に試せるかどうか?というのも大事なポイントですからね。
練習で習得→試合で試す→課題抽出→練習で…
の繰り返しが1番上達しやすいでしょう。
練習と試合のバランスが釣り合うのが理想です。
練習できる環境を探そう!
とは言ってもせっかくの日曜日、みんな集まったんだし試合したい!
と言うチームがほとんどかと思います。
しかし別にチームに拘らず練習できる環境は探せばあるかもしれませんよ。
ぼくみたいに平日に活動しているチームを探してもいいです。
ナイターの球場を借りて色んなチームから練習生を集めて合同練習会をしてもいいでしょう。
そんな環境がないなら作ってしまってもいいと思います。
多分練習したいと思ってる人いると思います。
そうやって草野球のコミュニティを広げていくのもアリですね。
意外と平日のグラウンドって空いてるんで予約取りやすかったりします。
まとめ
草野球において練習って結構大事だったりします。
多くの草野球チームは試合中心ですので、練習する機会があまりありません。
しかし草野球でレベルアップするには練習は必須かと思います。
なぜなら試合で出来た課題や新しくチャレンジしたいことを試合でぶっつけで試してもなかなか上手く行かないからです。
自主練習をするにも限られてますのでなかなか効果を得るには難しいです。
理想はチームで試合と練習をバランス良くこなせるのがいいですが、やはりせっかくの日曜日は試合をしたくなりますよね。
それでも練習がしたい!という人は練習できる環境を探してみるのもアリです。
平日のナイターなんかでグラウンドを押さえて練習しているチームがあるかもしれませんし、なかったら自分で作って色んなチームから練習生を集めるのもいいですね。
そういう環境に入っていって自らの課題と向き合って、意識しながら練習すれば大きな経験値を得る事ができます。
こうやって書いててももう練習したいですw
ちなみにグラウンド取ったら練習参加したいって人どのくらいいますかね?
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