踏み込み足をどう着地させてどう回転させるかについてです。
バッティングは数種類の回転運動が連動してバットスイングになりますので、その1つがおかしくなると他も影響してきます。
踏み込み足をかかとを中心に回転させることでどういった効果があるでしょうか?
踏み込み足はかかとを中心に回す
先日こういったツイートをしました。
都市対抗1回戦突破しました!
個人的にはライト前タイムリーとセンターオーバー2塁打と犠牲フライの計4打点でした。
足をケガしてるほうが成績がいい?
なんか理由がありそうな気がする…来週の2回戦も絶対に勝つ!
— まこと兄やん@野球通信 (@makoto_bb721) July 28, 2019
ぼくは左足首を捻挫してしまいましたが、今バッティングがやたらと好調です。
7月に入ってから打率.455、OPS1.318となかなかいい感じですね。
近畿大会を含めて1部の公式戦も数試合あった中でよく打てている方だと思います。
ケガをしてから打席に立った時の感覚というか、スイングがスムーズに出てくるというか謎に良い状態ではあります。
なぜ良くなっているのかを少し考えてみました。
ケガをしているのは左足首、ぼくは右バッターなので踏み込み足です。
まだテーピングでガチガチに固定しており無理はできないので、捻ったり負荷をかけたりできず、ややかばった形でスイングをするしかありません。
これがケガの功名になったのではないかと思います。
バッティングで重要なのは軸足ですが、踏み込み足はどうでしょうか?
軸回転をする上で踏み込み足の回転の仕方は非常に重要で、かかとを中心に回転することで、軸回転がスムーズになります。
ケガをしたことで踏み込み足に体重がかけられず、結果かかと中心で回るしかできなくなりスイングが良くなったのかもしれません。
バッティングは軸回転が大事
バッティングは重心の移動や捻転等で力を生み出し、最終的にバットに連動させることでパワーを生み出します。
その中心になるのが身体の軸回転です。
理想的なスイングは上半身がやや軸足側に倒れ込むステイバックが起こります。
この軸の回転力に重きを置いて考えると踏み込み足の動きは重要になってきます。
踏み込み足の使い方によっては軸回転を制限してしまう可能性があるのです。
踏み込み足はつま先で着地し、かかとで回転する
踏み込み足はベタ足で着地するのではなく、やや内側に捻った状態でつま先で着地したほうが良いです。
内側に溜まったパワーを分散しないようにするためですね。
そしてスイングをする際にはかかとを軸にしてつま先を軽く浮かせます。
(もしくは足首を外側に倒したような形)
※有名なパワーヒッターと並んで恥ずかしいですがw
スイングが始まると回転軸は踏み込み足のかかとで地面に接地するので、そこを中心に回る方が身体全体の軸回転をスムーズに行えるからです。
フォロースルーも大きく取れます。
特に4スタンス理論でいう後体重の人はこの方が圧倒的に回転が速くなります。
逆にもしかしたら前体重の人はスウェーしたりするのでこの動きは難しいのかもしれません。
踏み込み足を壁にした方が開かないのでは?
人によっては踏み込み足を内側に向けたまま固定することで壁を作り、開きを防止した方が打ちやすいかもしれません。
これは感覚なんで正解というのはありません。
人それぞれやりやすい方法があるので。
ただぼくの感覚では踏み込み足をロックしてしまうと軸回転に制限がかかってしまってしまいます。それを開放した時の方がよりスムーズにスイングができ、より軸足に体重が残っているような感覚もあります。
本来ならコースや球種によって動きはバラバラでしたが、今はケガのせいでこのスイングしかできません。
しかし特に開きが早くなったとか、アウトコースが打てなくなったとか弊害はないです。
不思議ですが、自分にはこの動きが合っていたのかもしれません。
もしかしたらそういう人がいるかもしれないので、何かヒントになればなと思います。
まとめ
踏み込み足はつま先で着地しかかとを中心に回転すると軸回転がスムーズに行えスイングにパワーが生まれます。
理想的なスイングは上半身が後方に少し倒れるステイバックが起こり、『入』のような形になります。
このとき、踏み込み足のかかとで接地しそこを軸にしてつま先を浮かして回転すると地面の摩擦も少なくスムーズに回転できます。
左足首をケガして踏み込み足に負荷をかけられなくなったことで、このスイングしかできなくなりましたが、そのおかけで打撃が好調になりました。
誰にでも合う方法ではありませんが、ぼくには合っているのかもしれません。
もしかしたらバッティングで悩んでる人のヒントになるかもしれませんので紹介してみました!
よかったら試してみて下さい!
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