4スタンス理論はそれぞれの骨格や体形にはそれぞれ得意不得意な動作があり、それを理解することで自身のパフォーマンスを向上させるという理論です。
手の握り方にも特徴があり、力の入りやすい握り方パワーラインというものが存在します。
野球で言うとグローブの型やバットのグリップの握り方に違いがみられると思います。
パラーラインとは?
4スタンスによるとつま先体重のAとかかと体重のB、そして内側体重の1と外側体重の2に分けられ、A1とB2はクロス型、A2とB1はパラレル型という風に分類できます。
そしてそれぞれ手の中にもっとも握りやすく力が発揮できるパワーラインというものが存在します。
このパワーラインに合わせて握ることでグローブの開閉がスムーズになったり、バットを力強く握ることができます。
つま先型のAは手の平の先の指側、かかと型のBは手の平の付け根親指付近にあり、クロス型のA1、B2は斜めに、パラレル型のA2、B1は水平にパワーラインが存在しています。
4スタンス別 グローブの型
それぞれのパワーラインに合ったグローブの開閉の仕方があり、最もスムーズに捕球できる型があります。
チームメイトのグローブを見ても自分と同じ型ではない人もたくさんいるかと思います。
上手な人のグローブを使ったとしても自分に合ってないと使いにくいグローブでしかありません。
それぞれのグローブの型を見て行きましょう。
A1は指先を利かせて人差し指と中指でコントロールをするタイプ。
A2は指先を利かせて中指と薬指でコントロールするタイプ。
B1は手の平を中心に人差し指と中指でコントロールをするタイプ。
B2は手の平を中心に中指と薬指でコントロールするタイプ。
なんとなくイメージできますか?
バットの握り方
バットの握りも同じです。
つま先型Aは手の平の先、指の付け根部分で握るフィンガーグリップがおすすめです。
かかと型Bは深く握るパームグリップがしっくりきます。
次にクロス型とパラレル型の違いであるパワーラインの角度についてです。
クロス型のパワーラインは斜めに入っているためやや手首を親指側にコックさせてパワーラインに合わせるように握って下さい。
パラレル型のパワーラインは水平なんで自然に握って下さい。
A1はフィンガーグリップでコックさせる。
A2はフィンガーグリップでコックさせない。
B1はパームグリップでコックさせる。
B2はパームグリップでコックさせない。
というような感じになります。
コックして撮影できませんでしたwすいません。
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まとめ
手の平には最も力強く握ることができるパワーラインというものが存在します。
つま先型のAは手の平の先の指側、かかと型のBは手の平の付け根親指付近にあり、クロス型のA1、B2は斜めに、パラレル型のA2、B1は水平にパワーラインが存在しています。
このパワーラインを理解していれば、グローブの型やバットの握り方はそれぞれの人に適した方法があることがわかります。
あなたの型は本当にあなたに適していますか??
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