野球ではヒットや四球で出塁した後ランナーとしての役割があります。
塁上で相手ピッチャーや守備にプレッシャーを与えてかき回すのはある意味一番ゲームを支配しているような感覚すら感じます。
ということでぼくなりのランナーとしての意識や準備を紹介します。
ランナーの意識は重要
読者さんからのリクエストがありましたので、ランナーとしての意識について考察します。
何も考えずにランナーとして出塁するのと、色んな意識を持って出塁するのでは全然意味が変わってきます。ただ何となく塁上でリードをするだけでは何も怖くありません。
思っている以上にランナーは相手にプレッシャーを与える事ができます。
ピッチャーはもちろん、キャッチャー、セカンド、ショートはランナーがアクティブだと非常に守りにくくなります。
ランナーが牽制されるのではなく、ピッチャーに牽制させるくらいの意識で、支配できればいいですね。
これはダメな例ですw
足が遅いので・・・
足の速い遅いは関係ないです。
特に草野球で50ⅿ6秒前半の人なんてほとんどいません。
盗塁に必要なのは50ⅿの早さではありません。
それに盗塁をしなくてもリードを大きく取って走る素振りを見せたりするだけで大きくプレッシャーをかける事ができます。
しかし中途半端はいけません、走るなら進塁の意識を持ち、プレッシャーかけるだけなら帰塁の意識を強く持っておき、中途半端に飛び出したりはしないことです。
リードの取り方
重要になってくるのはリードの取り方です。
リードをする際は帰塁を意識しながら少しずつとります。
ベースに体を向けた状態でいつでもすぐに帰塁できるよう低い姿勢で離塁します。
最終的にリードは3ⅿ前後程取ります。
この辺りは個人差なんで多少の大小はあるでしょう。
ヘッドスライでイングで帰塁してギリ、もしくはちょっと余裕くらいの位置を探してみて下さい。ヘッドスライディングの方がタッチプレーの面でランナーに有利なんで頭から帰る方がおすすめです。
帰塁後はベースに触れながら素早く立ち上がります。
この時油断しているとアウトになります。
内野手は結構見てますよw
第二リードの取り方
ピッチャーが投球モーションに入ったら第二リードを取ります。
この第二リードが非常に重要です!
第二リードは二種類あります。
一つ目は盗塁のようにスタートを切り、打球の判断をします。
この際キャッチャーがポロっていたら迷わず進塁するくらいの準備をしておきましょう。
二つ目はサイドステップでの第二リードです。
2~3回サイドステップします。
この第二リードは二塁まで到達した時におすすめです。
進塁も帰塁もしやすいので好スタートが切りやすいです。
特に二塁ランナーの場合、後ろからボールの握りや投球の軌道が見えますので変化球がワンバンになりそうと判断したら三盗を試みてもいいでしょう。
キャッチャーはショートバウンドを捕球し、サードへ送球しますが、ショートバウンドを捕球するとミットの芯以外で捕球することが多く握り替えに失敗するケースが多いです。
よっぽど上手いキャッチャーの場合はやめましょうw
しかしこのように常に先の塁を狙う意識が重要です。
この意識は相手チームへのプレッシャーに繋がり得点に絡めることができます。
もしくは自信が無い人でもそういった素振りを見せることでかき回す事もできます。
何かしら相手に重圧を与える意識を持つことが恐ろしいランナーになる条件かと思います。
まとめ
ランナーとしての意識どうでしょうか?
リード、第二リードの取り方はもちろんですが、常に次の塁を狙い隙があれば進塁してやるという姿勢や態度が相手へのプレッシャーをかけることに繋がり、コントロールミスやエラーを誘発する事ができます。
なんとなく塁に出るだけではもったいないです。
ある意味一番面白いかもしれない奥が深い走塁技術です。
いいランナーになるためのヒントになってくれればと思います♪
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