ミズノさんのM球対応バットギガキングが発売されて一年程経ちますかね。
新しいビヨンドマックスが発表されています。
その名もビヨンドマックスギガキング02!
これまでの進化だと2は重量が増えイボイボが付くような形でしたが今回は違う進化です!
これまでの軟式用バットと比較してどう違うのか?見ていきましょう!
ビヨンドマックスとは??
草野球プレーヤーはお馴染みのビヨンドマックスです。
打球部が金属やカーボンではなく、ウレタン素材を使用しているためバットを変形させることで軟球独特のボールの変形を抑えることにより、飛距離を伸ばすというコンセプトのバットです。
その差はギガキングで金属バットの反発係数を23%も上回るほどです。
現状のビヨンドマックスの最新モデル『ビヨンドマックスギガキング』をさらに進化させた新しいモデルギガキング02が登場するということなんで、そちらを紹介していきたいと思います。
ビヨンドマックス ギガキング02
その新モデルがこちら
ビヨンドマックスギガキング02!
ということで、従来の2への進化は重量タイプとイボイボ(バンプ構造)という方向性だったのですが、今回の進化は一味違います。
それが2ではなく02という名前にも表れているんでしょうね。
では従来のモデルと比較して進化した部分について見ていきましょう!
打球部のウレタンエリアの拡大
まず打球部のウレタン部分が大幅に広くなっています。
これは過去のアドバンスでのウレタン部拡大よりも広く、ミートエリアのほぼ全部がウレタンになりました。
打つ時にウレタン部を気にしなくて良くなるので、かなり打ちやすくなるでしょうね!
さらにこのウレタン部のシートの厚みがかなり分厚くなっているようです。
この分厚さが更なる飛距離を生み出せるという風に謳っていますが反発係数等は表示されていませんので、どのように変わるかは不明ですね。
金属芯の採用
ギガキングはFRP製の芯を使用していました。
いわゆるカーボンの芯ですね。
これが今回のギガキング02では金属性の芯を使用しています。
過去にも金属製の芯を使用したモデルはありましたが飛距離や打感等評判は良く、今回のこの02で金属芯が採用されたことでまたビヨンドが大きく進化したということになりますね!
あとは分厚くなったウレタン部と金属芯がどういった打感を生み出せるかが楽しみではありますね。
金属バットに近い形状
一番の変化はその形状の変化です。
ビヨンドマックスシリーズ特有の木製バットのような先端にかけて徐々に太くなる形状が今回のギガキング02はまるで金属バットのような形状でできています。
グリップからグッと太くなって、その太い状態のままヘッドまで平行をキープするような形状になっていますね。
この形だと多少根元でもいい打球が飛ぶようになると思います。
高校生やビヨンド未使用者等金属バットに馴染みが深い人は違和感なく使用できるかと思います。
ギガキング02のレビュー
新しいビヨンドマックスギガキング02です。
実際のものを使用してみましたのでレビューします。
ぱっと見ビヨンドには見えないですね。形状が全然違います。
これまでの細身の木製バットに近い形が、この新モデルでは金属バットのような打球部の太い形になっています。
これでバランスはだいぶ変わってきます。
重心はかなりヘッドよりになり、730ℊですが振った感じもっと重いバットを振っているような感覚でした。超トップバランスです。
しかしその分スイングに力が入ります。
これまでの感覚とは大違いです。
正直少しバットコントロールは難しくなったような気はしますがその分ウレタン部分の幅が広くなり、打球部の太さも太くなっているため、対応はできそうです。
現状ではミドルバランスのモデルも発売していますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
実打の感想 打感は?飛距離は?
持ち主が一本柵越えを打ったので貸してもらうことになりました。
さて実際にフリーバッティングで打ってみた感想としては
ピッチャー泣かせのものができてしまった・・・
ということですねw
打感はめちゃくちゃいいですね。
ビヨンドのボン!という感じではなくしっかり手ごたえを感じる事ができます。
先端や根元で当たってもしっかり打感から飛距離がわかるような感覚があります。
今までのビヨンドって根元や先端なのに意外に飛んだとか、思ったより飛ばなかったとかどこまで飛ぶかわからないようなことありませんでした?
そういうのがなくなったように感じました。
つまり打感が打感として身体に伝わってくるようなイメージです。
さて問題の飛距離ですが、まあもうギガキングの時点でえげつない飛距離出せますので説明するまでもありませんw
というかこれまでと比較して飛距離伸びているのかわからないくらい飛んでました。
ウレタン素材自体は変わってないはずですが、芯が重い金属芯になったことと、よりトップバランスになったことが、スイングの力に大きな影響を与えているかと思います。
そういう意味では飛距離は確実に伸びているでしょうね。
体感ですが、角度が付きやすくなっているような気がします。
飛距離が伸びているのもその影響があるかもしれませんね。
ちょっと上がれば簡単に柵を越えてしまいますよ。
さらに打球部のウレタンが広くなったのでミート率も上がると思います。
これはもう驚異ですね。
ギガキングとギガキング02どっちがおすすめ?
ギガキング02はこれまでのビヨンドマックスシリーズとは違う形状のバットです。
ウレタン素材自体は変わりませんが、芯の素材やバットの形状等が違うので、合う合わないというのもあるんではないでしょうか?
ギガキング02はバットの先端に重心があり、重いので扱うのに少し力がいるかもしれません。
パワーに自信がある人はギガキング02、そうでない人は通常のギガキングを使用するんがいいんじゃないでしょうか。
どっちを使用するにしても飛距離はかなりのものです。
その驚きは使った人にしかわからないですね!
おすすめの限定カラーは?
ギガキングシリーズには限定カラーがいくつかあります。
というのもやはり多くのプレーヤーが使用しますので、同じようなバットが並ぶと特別感もなく、自分のバットがどれかわからなくもなります。
通常のギガキングは黒やシルバーが主体のカラーリングですが、限定カラーでは赤やゴールドもありますので、マイバット感は増しますし、愛着も持てるはずです。
もし更にオリジナル感を出したいのであればリザードスキンのグリップテープを巻くことをおすすめはします。
リザードスキンはオシャレですし、なかなか人と被らないので絶対カッコよくなります。
では色々見て行きましょう!
ギガキング
ゴールドがかっこいいですね!
グリップテープを変えてもいいかもしれません!
お次はシルバーのボデイーです。
渋い!
ギガキング02
ギガキング02は今のところこれだけですかね。
蛍光色がかっこいい!
最新の限定カラーは水色やオレンジがあり、グリップテープがツートンカラーになっています。
なによりミドルバランスというのが注目ですね。
少年用ギガキング
このレッドな感じ一番好きです!
蛍光色ですが普通のギガキングです。
ギガキングを激安で購入する方法
これだけ人気を誇るギガキングですが、お値段が高いですね。
最安値でも3万円代。
草野球をしている人も、少年野球をしている子供のお父さんもなかなか簡単に変える値段ではありません。
なんとかして安く購入できないものか…
ということで激安でギガキングを購入するなら中古品がおすすめです。
バットを手放す人には理由があります。
- 実際に購入したけど合わなかった
- 草野球をやめることになった
- 新しいバットが欲しい
- 金欠
こういった理由でバットを売りますので、基本的にはバット自体劣化していません。
というかバットってなかなか劣化しないですし、グローブのようにクセが付いたりすることもありません。
要は中古品で全然OKなんです。
ということで中古品を探すのもアリです。
ヤフオクやメルカリ、ラクマ等で探せば結構見つかると思いますよ。
まとめ
新しく進化したビヨンドマックスギガキング02の登場です。
これまでと違うのは
- 打球部ウレタンエリアの拡大
-
金属芯の採用
-
金属バットのような形状
の三つですね。
ウレタン素材自体は同じかと思われますが、飛距離にどういった変化が見られるか楽しみですね♪
従来よりも重いので、それも飛距離に影響するかと思います。
トップバランスのみで、ミドルバランスは現在のところ発売されていないようですね。
※ミドルバランスも出ますので、パワーに自信が無い人も是非行っちゃってください!
打った感想としてはこれまでのギガキング同様びっくりするくらい打球が伸びていきます。
体感ですがこれまでより角度が付きやすくなっているような気がします。
そのため柵越えがしやすくなっています。
ヘッドに重みを感じる為振り遅れないくらいのパワーがあれば鬼に金棒です。
ミドルバランスがどういう振りやすさになるか楽しみです。
というわけで軟式野球界の核兵器、ギガキング02の紹介でした。
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