俊足、足が速いというのは野球というスポーツの中では活躍できる条件の一つです。
攻撃ではもちろん守備においても足が速いと何かと有利ですよね。
では俊足である条件、足の使い方っていったい何なんでしょうか?
俊足な選手は何かと有利
野球で足の速さって本当に大事です。
特に攻撃においてはかなり重宝する能力です。
野球って一つでも先の塁を狙うスポーツですからね。
足が速い方がいいに決まってるんです。
守備においても足が速ければ守備範囲が広がります。特に外野手では鈍足と俊足では守備範囲が何メートルも変わってくるんです。
では鈍足と俊足の違いって何なんでしょうか?
俊足は足の使い方が上手い
鈍足と俊足の違いは何でしょう?
太ってる?
まぁ体重というのは1つの大きな要素ですね。
体重が重ければ走る際の移動エネルギーが大きくなりますので当然それに見合った筋肉が必要になりますので不利でしょう。
しかし、世の中には太っているのに足が速い人、痩せているのに足が遅い人っていますよね。
ということは体重や筋肉量以外にも速く走れる要素があるということです。
それは足の使い方です。
俊足の選手は漏れなく足の使い方が上手なんですよね。
では足の使い方ってどういうことでしょうか?
足の回転を移動エネルギーに変える
走るという運動は足で地面を蹴り、体を前進させるという一連の動作の繰り返しになります。
これは足が速い人も遅い人も同じです。
では両者にはどこに違いがあるのか?
それは効率です。
同じ動作に見えても足の速い人の蹴りにはしっかり体重が乗っており、進行方向に向けて無駄なくエネルギーが使われているため、効率的に前進することができるわけです。
逆に足の遅い人は蹴りに体重が乗っていないため一蹴り一蹴りが弱く、また進行方向からそれてエネルギーが使われていたりと効率的な足の使い方ができていないことが多いです。
こういった足の使い方というのは端から見ていて露骨にわかるものではないので、フォー厶をチェックしたり意識を変えてみないと良くなりません。
4スタンス理論に学ぶ正しい走り方
4スタンス理論とは人それぞれ体のバランスが骨格や筋肉の付き方によって違う為、そのバランスに合った体の動かし方をすることでパフォーマンスを上げることができるという理論です。
もちろん走り方もバランスが違えば違うんです。
ということで走る時の意識や体動かし方の違いについて見ていきましょう。
4スタンス理論によると、A1とA2のつま先型タイプは膝で前に引っ張るイメージで前進し、
B1とB2のかかと型タイプは後ろ足で蹴り出すイメージで前進します。
確かに重心が変われば地面へのアプローチは変わって当然ですよね。
腕の振り方も違います。
A1とA2のつま先型タイプは肘を前後に、
B1とB2のかかと型タイプは掌を左右に振ります。
クロスかパラレルかで腕を降るイメージも変わってきます。
A1 つま先内側タイプ
膝で前に体を引っ張るイメージで肘を振ります。
肘は振り出す様に前後に振ります。
A2 つま先外側タイプ
膝で前に体を引っ張るイメージで肘を振ります。
肘は前後に引くようなイメージです。
B1 かかと内側タイプ
後ろ足で蹴り出すイメージで掌を振ります。
掌は左右に出し引きします。
B2 かかと外側タイプ
後ろ足で蹴り出すイメージで掌を振ります。
掌は後方に引くイメージで左右に振ります。
こんなイメージです。
自分のスタンス以外の走り方は走りにくそうに感じますか?
もし自分の走り方が合っていないのなら、もったいないことをしているかもしれません。
一度試してみてください!
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まとめ
俊足の選手は足の使い方が上手です。
しっかり効率的に体重を地面に力を伝えており、それはつまり体の使い方が上手ということです。
4スタンス理論ではそれぞれのスタンスに合った走り方、体の使い方があり、それを実践すれば足が速くなるかもしれません。
よかったら試してみて下さい♪
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