チームメイトがもらったグローブの型を変えてほしいと言う風に頼まれました。
湯もみ型付けでグローブを大変身させてみようと思います。
どのように変わるのか乞うご期待!
チームメイトがもらったカチカチグローブを再生させる
チームメイトが友達からもらったグローブです。
これを再生したお話です。
もらったグローブの型を変えてほしいという依頼がありましたので、湯もみをしました。
汚れも落として型も希望の型に変えました。
まるで別のグローブですね。
気に入ってもらえそうです。 pic.twitter.com/5kJ41vSSOC
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) November 20, 2019
こちらのミズノプロの硬式用グローブ内野手用です。
いいグローブですが、本人的に気になる点がいくつかあるそうです。
- 全体的に硬くてボールを弾く
- もっと開くようにしたい
- ボックス型すぎるので挟み捕りができる型にしたい
- 汚れを取りたい
確かに軟式球を捕球するには少し硬すぎますね。
軟式野球は軟式用のグローブのように柔らかく柔軟性のあるグローブの方が扱いやすいです。
型も親指が薬指と小指の間ら辺に重なる程深く、ポケットが広すぎるため中でボールが遊びます。
硬式野球なら問題ないですが、軟球は弾いてしまいそうです。
まぁ好みもありますので、これはこれで全然アリなんですけどね。
使う人の好みの型で使う方が良いですよね。
と言うことで、湯もみ型付けで全体的に柔らかくして型を変えて汚れを落としていきましょう!
湯もみ型付けとは?家でできるの?
湯もみ型付けはグローブをお湯に浸けて揉むことで革を柔らかくして型を付けたり変えたりする技術です。
新品のグローブを買った時にお店で湯もみ型付けすることが多いですが、家でやることも可能ですし、多少使用しているグローブもボロボロでない限りできます。
革をお湯に浸けるなんて大丈夫?と思うかもしれませんが、無茶なやり方をしない限り基本的には大丈夫です。
一応ぼくのやり方も紹介しておりますので、よかったらこちらの記事を読んでみてください。
【湯もみ型付け】新品のグローブを自宅で湯もみする簡単なやり方と効果
お湯で汚れを落とす注意点
このグローブはキレイにワックスをかけていますが、ワックス付けすぎて重くなっています。
さらに黒土の汚れも付着しておりますので、この汚れを落としたいと思います。
お湯に浸けてからウタマロ石鹸を付けてブラッシングします。
これで大抵の汚れは落ちます。
注意点は強くブラシを当てないことです。
お湯に浸けて革は柔らかくなっていますので、この状態で強くブラッシングすると表面が傷つきます。
優しくブラッシングするだけで十分汚れは落とすことができます。
グローブ大変身の結果
湯もみの工程は当サイトで何度も紹介してきましたので割愛します。
と言うわけで、なんやかんやありまして、出来上がりました。
完成後はこちら!
まず汚れ落ちてめっちゃキレイになりましたね。
色が全然違います!
そしてグローブも大きく開くようになりました。
親指と小指を外側に反らすように型付けています。
また、小指が内側に巻き込むような型だったものを小指を外側に逃がすようにしましたので、その分捕球面が広くなったように感じますね。
型はポケットのかなり深いボックス型でしたが、浅く当て捕りもできるようなフレックス型に変更しました。
親指は基本的に中指辺りに重なるような感じですが、色んな方向に曲げられる親指の効いた型にしてます。
人差し指周りも柔らかくグッと押せば捕球面も柔軟に使えます。
うーん、めちゃくちゃいい型になりましたね。
さすがミズノプロですね。
ぼくの好みがガッツリ入った型ですが、希望通りに型を付けたらこうなったのでしかたないですねw
一応本人はかなり気に入ってくれてますのでOKと言う事で。
汚れも落ち、型もめちゃくちゃ変わりましたので満足する結果になったと思います。
まとめ
もらったグローブなんかは前の人の型が自分の好みではなかったら使いにくかったりする事があります。
そういう時は湯もみ型付けで自分の好みの型に変えることができます。
湯もみ型付けはグローブをお湯に浸けて革を柔らかくすることで型を変えたりできる技術です。
今回は型を変える以外に汚れを落とすことで、別のグローブのように大変身させることができました。
せっかくもらったグローブを型が好みでないと使わないのはもったいないので、湯もみ型付けにチャレンジしてみるのもありですね!
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