草野球でよくあるのがピッチャーできる人いないから、投手経験の無い人がマウンドに上がる光景です。
慣れないマウンドに苦戦しながら投げたものの四死球の嵐でボロ負け…
これ仕方ないことなんです。
慣れない投げ方してませんか?野手なら野手投げの方がいいかもしれませんよ。
不慣れな野手が投手をするとコントロールできないのは当然
ピッチャーできる人がいない!
草野球でよくある事です。
仕方がないので、いつも送球が安定してる、肩が強い、野球歴が長いと言った理由で投手経験の無い選手がマウンドに上がることになります。
しかし、四死球の嵐、ワイルドピッチに盗塁、置きに行った球を運ばれる…と言ったお祭り騒ぎになった経験ありませんか?
いきなりピッチャーやれとか言われてもできひん…
しかしそれは当然の事なんです。
草野球でよくある話ですが、いきなりマウンドに上げられた投手未経験の野手がストライクを入れるのは至難の業です。
投げ方を意識して、足を高く上げたりマウンドで歩幅を考えて投げてもいきなり上手くいきません。
いつも通り野手投げをして、キャッチャーとキャッチボールするくらいでいいんです。
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) November 30, 2019
ピッチャーは非常に繊細なポジションです。
経験のない野手にとってはマウンド、セットポジション、変化球、カウント…気にしないといけない事が多すぎます。
思った通りのピッチングができるわけありません。
(まれにセンスで投げれる人いますけど。)
だから炎上するのは仕方ない事なんです。
ストライクが入ってこその野球
しかし野球ってストライク入らないと試合が進行しないんですよね。
ずーっと守ってるだけだと野手も体が冷えてエラーするようになってきます。
やはり優先はストライクを入れること。
ヒットは打たれてOKです。
それより試合が進行する方が優先です。
しかし慣れないマウンドでストライクを入れるだけでも至難の業に感じます。
たった18.44mがめちゃくちゃ遠く感じますよね。
ストライクが入らない原因って何なんでしょうか?
いつもの投げ方(野手投げ)で投げてみればいい
マウンドに上がったら、ピッチャーであるべき姿に自分を合わせようとしてませんか?
足を高く上げて、マウンドに相手チームのピッチャーがあけた穴と同じ歩幅に合わせてステップして、大きなテイクバックとったりして投げてませんか?
いつも横から投げてるのに上から投げようとしてませんか?
そんな投げ方練習してないのでできるわけないんです。
いつもキャッチボールする時はちゃんと相手の胸に行くのに…
その投げ方と違う投げ方してるから思ったところに行かないんです。
マウンドの上からキャッチャーに向かっていつも通りのキャッチボールをしてみて下さい。
18.44mは塁間より短いので、全然遠くないんです。
サードやショートからの送球の方がよっぽど遠いですよね。
いつもと違う投げ方してるから18.44mは遠くなります。
野手なんだから堂々と野手投げをすればいいんです。
肩への負担は野手投げの方が省エネ?
野手投げの方が省エネです。
いや、本当は身体全体を使った投手としてのピッチングフォームの方が肩に負担はかかりませんし、省エネなのかもしれません。
しかし、そんな技術すぐに身に付くものではないです。
試合中マウンドの上でコツをつかんでこれだ!って閃く。
そこからズバズバストライクが入る。
なんて漫画みたいなことはまず起きません。
慣れないフォームでストライクが入らず球数が増えるより、多少打たれても試合が進行して行くほうが省エネです。
そっちの方が野球してる感もあって楽しいですよね。
もちろん急造ではなく長くピッチャーをやるつもりならちゃんとしたフォームを見に付ける必要はあると思います!
色んなフォームのピッチャーがいていい
ピッチャーはこうあるべき!
みたいな偏見は捨ててしまいましょう。
草野球なんて変則ピッチャーの方が有利です。
野手投げでポンポンストライク取ってくるピッチャーいても全然いいです。
実際プロ野球選手やメジャーリーグでも野手投げみたいな投げ方の選手います。
全然気にしなくてOKです。
後ろ小さく左手も大きく使わない。それでいてサイドに近いスリクォーター。これって野手投げに近いんだよな🤔
どの写真見てもトップとリリースの位置が安定してる💡そりゃコントロール安定するわけだよ✨
スゲェ好きなタイプの投手だし💙参考にさせてもらったピッチャー💡#お疲れさま #館山昌平 pic.twitter.com/lAVFd9LHpW
— しばた🌾の発音は“SUMATA” (@ShibataDread69) November 20, 2019
私も野手投げでは活躍出来ないと思ってた時期がありましたが浅尾みたいなどう見ても内野手投げであれほど活躍してる選手も居るので割と気にすることではないのかなとも思います。個性と捉えられるかと。
石川は浅尾ほど野手投げでもないのでやる気あれば投手でもやれると思ってますね
— オダチャン (@T_funks_ok) April 4, 2019
要は付け焼刃のよそ行きの投げ方じゃなく、今までやってきたことと同じ事を自信持ってマウンドの上ですればいいだけの話です。
まぁそれが難しいんですけどね。
しかし意識を変えるだけでパフォーマンスがグッと上がるケースもあります。
ピッチャーのフォームと野手投げを別にしない。
野手みたいな意識で投げてはまることもある。
右腕の使い方が遅れている感覚がある時は、野手のようなイメージで投げるのもあり。— 投究家 橋本隼 (@meatsyun) April 23, 2019
ジョーダン・ヒックスは野手投げでコメントしにくいという解説を聞いたけどむしろノーランアイアンぽい体の使い方でこれはスピードが出ると言ったイメージ。野手投げとかあまり決めつけない法が良いと思う
— お股ニキ(omatacom) (@omatacom) April 28, 2018
まとめ
草野球では、投手経験のない選手がマウンドに上がり炎上する事がよくあります。
それもそのはず、マウンドの上に立つといつも考えない事をたくさん考えてしまい、よそ行きの投げ方になるからです。
いつも通り、キャッチボールしているフォームで投げればいいんです。
いつもはもっと遠い距離をコントロールできてるんです。
野手投げでも全然OKです。
格好よく投げる必要なんてないんです。
慣れないフォームで球数多く投げるより、慣れたフォームで打たれた方が省エネです。
しかし長くピッチャーをするつもりなら、いつまでも野手投げではなく身体全体を使った投げ方を覚える方が肩への負担は少なくなるかと思います。
急造でマウンドに上がる時は一度思い出してみて下さい!
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