草野球をしていると色んな人に出会います。
甲子園や神宮を経験した名門校出身のプレーヤーから野球初心者のプレーヤーまで。
しかし過去の球歴が全てではありません。
補欠だった人でも活躍できるのが草野球のいい所です。
草野球で球歴って必要?
草野球に球歴って必要ですか?
皆さんが思っている以上に球歴って関係ないです。
名門校出身のプレーヤーがめちゃくちゃ活躍して、無名高校の補欠だった人は活躍できない。
草野球界はそんな世界ではありません。
草野球って意外と昔レギュラーじゃなかった人が活躍できます。
甲子園や神宮出た人は確かにすごいですが、正直今一生懸命やってる人と比べるとあまり違いはありませんでした。
うちのチームでも名門校出身の人もいれば一度もレギュラー取ったことない人もおり、それが草野球の面白いところです。
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) November 14, 2019
ちなみにぼくはたいした球歴ではないですが、どのチームに入ってもそれなりに主力になれてますし、草野球を楽しめています。(自分で言うなですよねw)
参考までにぼくの球歴を紹介します。
・小学校の時に少年野球チームに入団するも、入った理由が練習後にアイスもらえるからという理由だったのですぐに辞める。・中学生になり野球部に入部(軟式)。県大会上位に入るそれなりに強い中学校だったので補欠⇒幽霊部員。・無名の公立高校に入りちょっと真面目に野球を始めるも1~2年の間は怪我に悩まされ、レギュラーになれたのは高3のみ。
・大学はブレイクダンスばかりしていて草野球は助っ人で呼ばれた3試合のみ。
・社会人になり草野球を始めるも、しばらくは惰性でやっていた。5年目くらいから本気で取り組むようになる
・会社の昼休みに毎日ノックを受けるようになり、筋トレも再開し野球漬けに。←今ココ
めっちゃしょぼいですねw
しかしこんな球歴のぼくでもそれなりに活躍できるというのが草野球の魅力です。
過去に出会った名門校出身プレーヤー達
さてそんなぼくですが色んな所で草野球してきました。
一緒にプレーしたチームメイトには名門校出身の選手もたくさんいました。
過去に一緒にプレーした名門校出身選手達はこんな感じ(覚えているだけですが)
- 甲子園常連校でクリンナップを打っていた
- 甲子園で田中将大投手からヒットを打った
- 高校・大学・社会人と全て強豪のレギュラー
- 神宮でベスト9
- 社会人野球でエース
- プロテスト合格
- ドラフト下位で指名される
うん半端ない球歴です。
幽霊部員とか言ってるぼくの恥ずかしさw
しかしこれらの人達が草野球でどのような活躍をしたかと言いますと、別に常識の範囲でしかありません。
いや、そりゃ良く打ちますし上手ですが人間の範囲です。
毎試合ホームランを打つわけではないし、凡打もします。
打率は3割台で、7割とか打てるわけじゃないです。
常時150㎞を投げているわけでもないです。
エラーもします。
凄い球歴の人も人間なんだなと思いましたよねw
無名校の補欠でも活躍できる草野球
草野球の良いところはたとえ大した球歴でもない無名校の補欠だったプレイヤーでも活躍することができると言うところです。
例えばぼくのチームの選手なんかは無名校の補欠でも遠投110ⅿの俊足好打で活躍してたり、高校の時ベンチ入りもできなかった人も年間10本ホームラン打ってたりします。
野球初心者なのに柵越えホームラン打つ人もいます。
彼らが伸びたのは間違いなくここ数年の話で、おっさんになってからですね。
なぜ草野球ではこういったことが起こるのでしょうか?
草野球は直近の努力が大事
草野球って学生野球と違って毎日練習するわけではないんです。
しかし野球って非常に繊細なスポーツですので、しばらくやらないと感覚ってどんどん鈍ってきます。
過去に積み上げていた努力は肉体と共にどんどん衰退してきます。
ちなみにメジャーリーガーでもオフのトレーニングしていない時期は120㎞くらいしか出せないという話もあり、いかにコンディショニングが大事かわかりますよね。
逆に今がんばって努力している人は感覚が研ぎ澄まされ日々進歩しています。
先ほど紹介した人達はバカが付くほど野球ばっかりしている人たちです。(ぼくもねw)
更に言うと監督やコーチの指導が合ってなかったり気に入られなかったりすると才能が花開かずに終わってしまいますが、草野球は基本自由なので自分のやりたいように試行錯誤してできます。
この考えながら自分で成長する過程は非常に大事で、自由にできるようになったことで爆発的に伸びる人もいます。
全盛期の時には埋められないほど開いていた差も、草野球と言うフィールドに移した今はさほど開いていないんですね。
もちろん素晴らしい球歴の人が今もなお努力を続けているのであればとんでもない実力になっているのでしょう。
そういう人達は一部の企業チームとかにいますね。
今から熱中しても活躍できる草野球
さて何が言いたいのかと言いますと、草野球はおっさんになってからも進歩できる魅力的なスポーツであるということです。
ビール飲みながら昔はおれも凄かったなんて言ってるとそこで終わりかもしれませよ。
全盛期はもしかしたら未来にあるかもしれません。
というかこの歳になって努力として野球をしているのかと言われるとそもそも努力しているという感覚はないのかもしれませんね。
野球に熱中しているんです。
ヒットが打ちたい、打者を抑えたいという気持ちが体を動かすのであって努力している感覚ではないはずです。
それがまた楽しくて熱中していく。
おっさんの趣味としてこんなに健全で素晴らしい趣味はないでしょう。
まだくすぶっている人は今からでも熱中し始めてもいいんじゃないんですか?
まとめ
草野球において球歴は関係ありません。
名門校でレギュラーだった人も無名校の補欠だった人も同じように活躍できるのが草野球です。
素晴らしい球歴があっても一人で10点取れるわけでも、ツーアウトでチェンジにさせることができるわけでもないんです。
大切なのは直近の努力。
野球は感覚のスポーツなので、間が開けば開くだけ感覚は鈍ります。
補欠だった人でも、初心者でも今から熱中すればなんぼでも活躍できる草野球。
素敵な趣味だと思いませんか?
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