初心者のいる草野球チームでもやっぱり勝ちたいですよね。
野球というスポーツはチームに初心者がいても勝てます。
しかし勝ち方やチームの育て方を知っていないと難しいかと思います。
というわけで初心者のいるチームを強くする方法についての考察です。
初心者がいるチームでも勝てる方法とは??
草野球のレベルは広く、ガチでプレーするチームもあれば和気あいあいと楽しむだけのチームもあります。
和気あいあいでもどうせやるなら勝ちたいんや!
初心者も参加するレベルのチームでは勝つことは不可能かと言うとそんなことはありません。
野球というスポーツの特性を踏まえて勝ち方を考えてみましょう。
強いチームと弱いチームの違いって穴の少なさだと思います。
飛び抜けて上手い人がいなくても、全員ある程度計算できるレベルなら割と強いです。
逆にめっちゃ上手い人が4、5人いるだけのチームはあまり強くない事が多いですね。
よって草野球である程度勝ちたいなら、弱点を強化するといいです。
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) April 6, 2020
草野球というスポーツを考えると 穴が少ない方が圧倒的に有利
野球は穴が少ないほうが有利です。
甲子園や神宮大会に出場したようなガチガチのプレイヤーが数人いるだけのチームより、全員そこそこできるチームの方が強かったりします。
なぜなら野球はチームスポーツだからです。
ずば抜けた能力の1人の選手だけで勝てるスポーツではないんです。
いくらヒットを大量に打たれても勝つ事ができるのが野球の面白さであり、怖さでもあります。
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得点や失点するパターンを考えてみる
基本的に野球というスポーツはホームランを除いて数本のヒットが連続して出ないと得点できません。
だいたい2〜3本出ないと無理ですね。
この間に3つアウトを取られると0点です。
例外は四死球やエラーです。
これはヒット一本と同価値です。
逆に失点するパターンは同じくエラーや四死球が重なる時です。
上記の連打で失点するのって意外と少ないんです。
この辺りを考えると、当たり前の事を当たり前にできるチームはほとんど失点しないという事になります。
レベルが上がるにつれてロースコアゲームになっていくのはこういう理由です。
エラー待ちの展開や、連打ではなくバントや盗塁、エンドランを駆使する。そんな厳しい戦いになります。
初心者が悪目立ちしないように底上げを徹底
得失点のパターンを考えると、ミスを無くしたり平凡なアウトを当たり前に取れるようになるだけでかなり勝利に近づく事ができます。
そこで重要になってくるのが初心者です。
どうしても初心者は当たり前のフライが捕れないというようなエラーをしてしまいます。
そのせいで負けたりすると野球が嫌いになってしまいかねません。
初心者のいるチームでも楽しく勝利するためにはチームとして底上げを意識していくのがいいと思います。
もちろん経験者は自分の練習をしたいとは思います。
しかしその気持ちを押さえて初心者の練習をサポートしてあげてください。
経験者がいくら練習しても打率3割が5割になるのは難しいです。
しかし未経験者が打率0割から2割になることは不可能ではありません。
伸び代が大きい方を伸ばす方がいいですよね!
守備
当たり前のアウトを取ってくれればそれ以上望みません。
とはいえ簡単なことではありません。
自分の正面付近に来るゴロやフライの練習を中心に反復練習を行い、徐々に守備範囲を増やしていきます。
ノッカーは難しい打球ではなく、できるだけイージーな打球を打って成功体験を積み重ねてもらえるようにしましょう。
投げ方とかは一回置いといてOKです。
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走塁
走塁ミスって非常に痛いんです。
難しいルールはさておき、基本的な走塁を教えましょう。
言い換えると無難な走塁です。
それで十分、100点です。
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打撃
バッティングを教えるのは非常に難しいことかと思います。
まず初めに知ってもらいたいのは選球眼。
ボール球を振るのは相手を助ける事と同じですからね。
逆に四死球もヒットと同じです。
ストライクゾーンを認識し、しっかりボールを選ぶ練習をして、甘い球だけ打つ。
これだけでも打率は上がります。
細かいフォーム等は後回しでOK。
打順やピッチャーの継投は??
さて初心者を育成しながらもチームとしての戦術も考える必要があります。
得点パターンを考えるとヒットが数本続くかエラーや四死球を絡める事ができれば高い確率で得点できます。
おすすめは1番から順番に出塁率の高い選手を並べることです。
1番は足が速くて、2番はバント、3番は…とかは無視してOKです。
打てない下位打線にランナーを残しても得点できる期待値は低いです。
繋げることができる人を密集させましょう。
次にピッチャーですが、基本的にどんなに速いストレートを投げてもどんなに曲がるスライダーを投げてもコントロールがなければピッチャーはやめた方がいいでしょう。
というのも失点パターンで多いのがやはり四死球絡みだからです。
遅い球でも真ん中にでもストライクが投げれる選手から継投で投げるといいです。
緩い球でも全球芯に当てれるわけではないですし、野手の正面に飛ぶことも多々あります。
要は連打される前に3つアウト取ったらいいだけです。
まとめ
草野球で初心者がいるチームでも勝つ方法について考察してきました。
野球というスポーツを考えると当たり前の事を当たり前にできる事で失点を減らすことができますので、勝利につながります。
つまり初心者の穴を埋める事でミスが少なく隙のないチームを作ることができるということです。
経験者は自分の練習を優先したい気持ちを我慢してチームの底上げを意識してサポートしてあげれると良いですね。
決して簡単なことではないですし、時間のかかる作業ですが、よかったら意識して取り組んでみてください!
少年野球でもある程度共通する部分があるかもしれませんね。
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