野球はコントロールが命です。
それは少年野球でもプロ野球でも同じで、もちろん草野球も同様です。
当然ピッチャーだけでなく、野手のコントロールも必要です。
コントロールに自信がない人はパラボリックスローという練習方法を試してみてはどうでしょうか?
野球はコントロールが命!練習方法は?
野球はまずピッチャーがストライクを投げるところからはじまります。
これができなければ何も始まりません。
しかし、18.44mも離れたマウンドから小さなストライクゾーンに投げ込むのは決して容易ではありません。
細かいコースの出し入れを含めると相当繊細な感覚が必要になります。
コントロールは投球練習で投げ込むしか鍛えることができないのでしょうか?
しかし、投球練習は大きな壁や捕手がいないとなかなかできません。
投げすぎると肩を痛めることもあります。
もっと容易にできて、危険性の少ない練習方法はないのでしょうか?
という方にオススメなのがパラボリックスローという練習方法です。
パラボリックスローとは?
このゴミ捨ててや!
いいよ〜
ポイー!(スカ)
あ、外しとる〜!
野球部やのに!
このやりとりした記憶ありません?
個人的には野球部やのに、と言うよりバスケ部要素の方が大きいと思ってました。
しかし、このゴミ箱ポイーという動作そのものがパラボリックスローと言います。
パラボリック(山なり)に投げて放物線を描くように目標物に当てるには深視力が必要です。
要は目標物までどのくらいの距離があり、どのくらいの力で投げるといいのかを測る力です。
距離感を測り、どのくらいの力で投げたらいいか微調整する力です。
この力があると野球でのコントロールが向上します。
普段何気ないやりとりでも実は野球の技術を向上させるチャンスがあったというわけです。
パラボリックスローの効果は?
いや、そんなんでコントロール上がるはずないやん!
あなどることなかれ、実はこのパラボリックスローは効果が実証されています。
パラボリックスローのトレーニングは基本的に30回を1セットとし、1セットを行います。
こんな感じです。
大学生で実験したところ、短時間で急激なコントロールの向上が認められました。
また同様に中学生での実験では継続的に練習することでコントロールが上昇したという結果も出ています。
基本的にやっていきなりコントロールが良くなるという効果は期待しない方がいいと思いますが、継続的に行うことで確実に効果は出てくるかと思います。
まぁ他の練習でも同じですよね。
場所や道具を選ばずにできる
投げ込み練習をするには捕手が必要です。
もしくは壁、グラウンド等が必要で、なおかつ明るい時間帯しかできません。
しかし、パラボリックスローは室内でオッケー!
ゴミ箱でなくてもカゴでもいいし、野球のボールでなくてもピンポン玉でもクシャクシャにした紙でも大丈夫です。
要は投げる練習と言うより距離感、深視力を鍛えることが目的なんで投げるものや目標物はなんでもいいんですよね。
ということは部屋でも夜でもいつでもどこでもできるトレーニングです。
距離を変えたり投げるものを変えたりしながら条件を少しずつ変える等して色んな条件でターゲットを狙う練習をするとより効果的ですね。
まとめ
野球はコントロールが命です。
コントロールを上げるにはパラボリックスローがおすすめです。
通常コントロールを向上させる練習は投げ込み等場所や相手を必要とし、なかなか容易にできるものではありません。
パラボリック(山なり)スローという練習方法なら時間も場所も相方も気にすることなく練習できます。
簡単に説明するとゴミ箱にゴミを投げ入れるような感じで目標物に山なりで投げます。
こうすることで、ターゲットとの距離を測る深視力を鍛えることができ、これが野球のコントロール向上に効果的です。
効果も実証済みなので、気になったかたは是非やってみてください!
しかし、いきなり効果が出るということはまれで、継続的に続けることで確実に効果は出てくるかとに思います。
よかったら試してみて下さい!
コメント