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【2:8の法則】チームの人間関係を良くするためには何が必要??

2:8の法則
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この記事を書いた人
makoto

草野球人まこと兄やんです。 @makoto_bb721
色んな野球人のヒントになるようなことを発信できたらと思います。
子供からおじさんまで野球好きの人はよろしくお願いします!

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草野球チームは大小あれど、組織として活動していますので仕事があったり人間関係があり、それで悩む人もいるでしょう。

率先してがんばってくれる人がいれば、非協力的な人もいます。

しかしそれらは2:8の法則(2:6:2の法則)に当てはまるのを知っていますか?

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草野球で人間関係に悩んだら??

草野球チームを運営して行く上で色々こなさないといけない仕事がありますね。

  • 大会の抽選
  • グラウンド・対戦相手確保
  • 出欠確認
  • イベントの予約
  • 備品、部費の管理

ざっと思い付くだけでもたくさんあります。

やはり組織として活動して行く以上、野球以外でやらないといけない仕事がたくさんあるんですよね。

 

当然一人でやるわけにはいかないのでメンバーで分担するんですが、協力的なメンバーがいれば非協力的なメンバーもいて、そういったことから不満が生まれたり人間関係がこじれたりしがちです。

 

『なんでこんなおれだけ色々がんばってんのに、お前らはいつも出欠ギリギリまで言わないねん!もっと協力しろや!』

とケンカしてチームを去る者もいます。

しかしこういった非協力的なメンバーが出てくるのは2:8の法則に当てはまるのをご存知ですか?

 

2:8の法則(2:6:2の法則)とは?

2:6:2のイメージ

2:8の法則どんな組織に置いても2割がめちゃくちゃがんばって働き、残り8割はそこそこの働きしかしないようになるという法則です。

 

よく働きアリに例えられますね。

100匹働きアリがいても実際に働いているのは20匹で、60匹はそこそこに、20匹はサボるという構図になります。

がんばるのが2割

がんばらないのが8割(そこそこ6割、サボる2割)

ということから2:8の法則や2:6:2の法則と言われているというわけです。

 

しかし面白いのが、メンバー構成を変えてもこの割合は保たれるということです。

つまり、

がんばらない8割を排除すると2割のがんばってたアリの中の8割ががんばらなくなります。

逆にがんばってた2割のアリを排除すると、がんばってなかった8割のアリの中から2割ががんばるようになります。

誰かががんばれば、誰かサボる。

これはある意味しかたないことなのかもしれません。

 

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サボる人が能力がない訳ではない

サボる人はどこの組織にいてもサボるのかと言うとそうではありません

 

実は仕事ではリーダー的な役割で、部下を上手く取りまとめていたりします。

別のチームに移籍したらキャプテンを任されるくらいがんばれる人になる可能性もあります。

 

逆に草野球チームでは監督やキャプテンとしてリーダーシップを発揮しても仕事ではサボりまくりという可能性もあります。

 

つまりできないから、能力がないからサボるのではなく、その組織においてはそこのポジションになってしまっただけなんです。

 

まずはこれを理解しましょう。

 

とは言え本当に能力がなくサボる人もいるのは事実ですね。

 

メンバーシップを発揮しよう!

しかし、いつまで経っても出欠確認ができず人数が確定しないと単純にチームに迷惑がかかりますし、大人として連絡はすべきですよね。

いくらルールを決めてもなかなか守ってもらえないような人もいます。

 

そういう人は諦めるしかないんでしょうか?

 

ハッキリ言って環境が変わらない限り人間の性格を変えるのは不可能に近いかと思います。

その人がその組織でがんばれない8割(2割)にいるのなら余計難しいですね。

強く言うと人間関係がこじれますし、辞めてしまうかもしれません。

こいつはこういうスタンスなんだと諦めるか、その人をがんばる2割に持っていく(キャプテンに任命する等して)等環境を変えてあげるのも方法の一つかもしれませんね。

がんばっている2割からするとムカつくかもしれませんが、期待すると余計ムカつくもんです

 

もし、自分ががんばれない8割にいるのであれば、自分が中心になってチームを支えようとか役に立とうというより、リーダーががんばるのを支えようというメンバーシップの気持ちを持つことを心がけてください。

最低限出欠確認の連絡は素早くするくらいはやらないとまずいですよ。

 

チームの運営って思ったより難しいことなんですよね。

 

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心理学を使って協力させる方法

指導するコーチ

人間は心理的に否定系の文言は印象に残りにくくなります

逆に言うと管理者がメンバーに言う言い方次第では簡単に協力的にさせることができるんです

 

具体的に言うと、

『出欠確認を連絡するのが遅れると困ります!』

より

『出欠確認の連絡してくれた方協力ありがとうございます。とても助かります。』

と言う方が効果的です。

 

人間の頭って否定系が入ると入ってこなくなるんです。

 

『廊下は走ってはいけない!』

より

『廊下は歩く!』

の方がすんなり頭に入ります。

 

それに加えてメンバーに与える印象がかわります。

連絡が遅れる=迷惑

ではなく

連絡する=感謝

となり、協力的になりやすい心理状況を作り出します。

 

これは仕事なんかでも同じですね。

必ず優秀な上司は優秀な部下がいます。

なぜか?

その上司は人を使うのが上手いんです

その秘密は心を動かす言い回しができていることなんです。

 

言い回し一つでイヤイヤやらされるのか、前向きにやるのかが変わります。

人間は心理的に否定的な言い方より肯定的な内容に興味をしめします

 

メンバーが非協力的で困っている人は、少し言い回しを変えるだけで上手に協力的にさせることができるかもしれません。

 

まとめ

草野球チームを運営する上で人間関係の問題が起きることはよくあります。

特に運営に関わる仕事についてのいざこざは起こりやすいです。

がんばっている人からすると出欠確認の連絡すら期限以内にしないと腹が立ちますよね。

しかしどんな組織でもがんばって働いている人とがんばって働いていない人の割合は2:8になるという2:8の法則があるのを知っていますか?

メンバー構成に限らず働く人とサボる人は必ず生まれるということを示しております。

 

仕事のできるエリートキャプテンを各チームから集めてチームを作っても、そのチーム内では必ずサボる人が生まれます。

それを理解して、サボる人に多くを求めすぎず、最低限のメンバーシップを持つよう心がけてもらいましょう。

環境を変える等をしないと人の性格を変えることはなかなか難しく、多大な労力を消費してしまうことになります。

 

しかし言い回しを変えるだけでもすんなり上手くいくケースがあります。

人間が頭に入りにくい否定的な言い方ではなく、肯定的な言い方で指示を出すことで協力的にさせることもできます。

人が集まる素敵なリーダーにはそう言った技術があるのかもしれません。

 

草野球チームの運営って難しいですよね!

 

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