野球漫画って星の数ほどありますが、皆さんはどの漫画が好きですか?
今回紹介するのは4スタンス理論を題材にした野球漫画『GRAND SLAM』(グランドスラム)です。
漫画を読みながら4スタンス理論を学べるという一つの教材としても面白い作品です。
GRAND SLAMとは?
GRAND SLAM(グランドスラム)とはヤングジャンプで連載されていた全14巻の野球漫画です。
中学でトップクラスの実力だった有名捕手・蔵座は弱小高校の野球部に入部します。
そこで初めて野球をする主人公・世界一心と出会います。
主人公は最初はダメダメですが徐々に実力を付けていき、弱小高校は強豪高校を倒すくらい強くなっていきます。
と、表現悪いですがありきたりなあらすじですw
この手のストーリーは何度も読んできました。
野球漫画と言ったらこのストーリーでしょ!と言わんばかりの王道設定。
しかしこのグランドスラムが違うのが4スタンス理論を題材にしているということです。
4スタンス理論とは?
人それぞれ骨格や体格等違いますが、その違いから重心の取り方や得意な動き、不得意な動きが違います。
その自分に合った体の動かし方を理解し、上手に体を動かす事ができればパフォーマンスは向上し、実力以上の力を発揮する事ができます。
当サイトでも何度か4スタンス理論については触れてきましたが、本当に面白い理論です。
野球に活かすのはもちろんですが、私生活でも活かせる内容もあります。
グランドスラムを読んだ感想
全14巻を全て読みました。
以下ネタバレを含みます。
・・・
全て読んでみましたが、普通に面白かったです。
ありきたりなストーリーなんで途中飽きてくるかと思いましたが、テンポも良く物語は進んでいきますし、何よりも4スタンス理論の解説は本当に面白いです。
しかし野球未経験者の世界一心の成長スピードが早すぎるというのは違和感を感じました。
実家が憲法の道場で小さいころからおじいちゃんに憲法を教えてもらっており、4スタンス理論の体の動かし方を既にマスターしていたから上達が早かったというのがその理由ですが、未経験者が120㎞の速球をストライクゾーン81分割に投げ分けたり、弱小高校とは言えエースから柵越えホームランを打ったりというのはなかなか設定としてはめちゃくちゃだなと思いますw
途中から入部する身体能力が信じられないほど高い蓮池は、同じく野球未経験なのに150㎞を超える速球を投げたりというのもやはりめちゃくちゃだと思いました。
この漫画は4スタンス理論をマスターできれば驚くくらい能力が上がるという設定です。
4スタンスをしっかり理解できたとしてもここまでの能力向上は望めないでしょう。
しかしそんなぶっ飛んだ内容にも関わらずキャラクターの性格やエピソード等が充実しており夢中になって読めました。
4スタンス理論は技術提供に廣戸聡一さんの協力がありますので非常に勉強になります!
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まとめ
GRAND SLAM(グランドスラム)はヤングジャンプに連載されていた野球漫画です。
ありきたりなストーリーですが4スタンス理論を題材にしており、非常に勉強になる教材のような漫画でした。
よかったら読んでみて下さい♪
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